美しい書影が SNS に流れてたので紹介。大変繊細でエレガントなフレアセリフディスプレイ。こういうのもローマンキャピタルと呼べるだろうか、その辺りのプロポーションを持った書体で、ストロークは細く、端がやや大きめのフレアに広がっている。大文字のみで、今どきとしては珍しくリガチャーなどもなく大変シンプルで潔い。この本のようなデザインを提案するのは結構勇気がいるし、採用する方にも度量がいるが、双方のセンスが合わさるとこのような傑作が生まれるのだなぁ…。1ウェイトのみ。
Search Results
またしても碑文系。リガチャーなどが多いのは見ての通りだが、変わってるのがEやFを含むリガチャー。文字を反転させて鏡文字にしていたりする。セリフは控えめで、ぱっと見サンセリフに見えたりもする。骨格はちょっと固めで人工的。優雅さはあまり感じられないけど、オオゲサ過ぎなくていいんじゃないでしょか。名前は調べたが何のことか不明だった。Google翻訳でフランス語として翻訳すると「バウスプリット」と出たが、海皇紀でも読んでないとこの単語の意味は解らないと思う(笑)。