コントラストの非常に強いアップライトスクリプト。ブラッシュとカッパープレートの中間のような書体で、まったく傾きはない。一部の文字には結構ハデなスワッシュが付いたオルタネートがあるが、あまり種類は多くない。ヘアラインが細すぎて小さくは使えないが、Bold ウェイトがあり、こちらはヘアライン部分も太くなっているので小さく使うのに便利だろう。
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結構デコラティブなブラッシュスクリプト。ストロークはダイナミックでコントラストが強め。最近のスクリプトにしては珍しく、オルタネートもオーナメントもまったくないというところが潔い。代わりにステムの太い部分がアウトライン化された White というバージョンがある。
かわいらしいアップライトのブラッシュスクリプト。大文字と小文字のサイズの差がかなり大きく、大文字は頭でっかちなプロポーションで丸っこくかわいらしいが、I, J, K はこれ読めるんかな…という形をしている。オルタネートは残念ながらほとんどないが、リガチャーは多少あり。1ウェイト。
アップライトのかわいらしいカッパープレートスクリプト。全体的にカウンターが広めで、スワッシュ等もあまり本体の字から離れず、丸くまとわりついていて、全体的にコロコロした印象。オルタネートも割と豊富だが、異体字としてではなくファイルが分かれている。あと Slanted という傾いたバージョンがあるが、これ見たところどうも機械的に傾けただけのような印象。ココら辺がちと残念。3ウェイト。
あまり見ないスタイルのイタリックスクリプト。グラフィティっぽいカジュアルさがありながら何となく「揃って」おり、スワッシュも割と優雅。真面目さとラフさが混沌としていながら、それを高いレベルで調和させているとてもいい書体である。作者のフォント一覧を見ると様々なスタイルのスクリプトがあり、こうやって独自のものを生み出せる人はいいなぁと思う。筆者も真似て書ける事は書けるが、イチから考えて生み出すのはなかなかできない。羨ましいと思う。2ウェイト。
もはや字なのかどうかさえ危ういほどに崩されたスクリプト。なんでしょね、幼児が書いたのか、左手で書いたのか…とにかくグッチャグチャで、かろうじてなんとか判読可能かなという書体である。最近は歌詞の事を lyric リリックなんて言うが、なんか魂の叫びかなんかなんでしょうかね。解らないですけども、なんかオモシロイと思って紹介した。First と Second があり、Second の方はまぁまぁ読める。サンプルは First の方で、「First Lyrics」と書いてある模様。