ライトウェイトのオサレなディスプレイ。全体的にかなりウェイトが細く、字幅がゆったり広めでxハイトもかなり大きめ。骨格は結構幾何学的。全体的な雰囲気はエレガントながらも気取ってなくてかわいらしい。ただあまりに細いので、小さく使うと魅力半減だろう。大きく使うべし。オブリークタイプと2スタイル。
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本日『ミニの日』らしいのでこちら。ごくシンプルなラウンドサンセリフ。見ての通り奇をてらわない…のかと思いきや結構個性的なグリフをしてたりスワッシュオルタネートもあったりとちっともミニマリストではない。それはそうで、確かによく見るとスペルも minimalist ではない(笑)。大文字のみだが、スモールキャップスの入ったバージョンもあり、2ウェイトあってイタリックもあったりとちょっとしたファミリー展開をしてるのもめずらしい。さらにはキリル文字もサポートしている。ちょっとヴィンテージ感もありかわいらしい書体。
エレガントなフリークディスプレイ。字によって字幅に大きな差があり、細いものは結構な細さである。大文字のみで、大文字グリフには割とスタンダードなものが入っているが、小文字部分にはかなり奇抜なグリフが入っている他、リガチャーやスワッシュオルタネートもあってバリエーション豊か。かなり個性的な文字組みが楽しめるだろう。1ウェイト。
大変繊細なディスプレイローマン。非常に細いウェイトでかなりゆったり目のグリフをしており、xハイトも非常に大きく、アセンダーはキャップハイトとほぼ同じである。最近流行りの変型リガチャーなどはなく、大変シンプルで潔い。綺麗だがあまりに細いため、小さく使うものには向いてない。イタリックはあるがオブリークタイプ。1ウェイト。
本日はかのデューク・カハナモク Duke Paoa Kahinu Mokoe Hulikohola Kahanamoku の誕生日(1890)。え? 誰って? 知らないの? 筆者も本日知ったんだが(笑)、ハワイ初の五輪金メダリスト(水泳自由形)でサーフィンの父と呼ばれてる人だそうだ。というワケで「波」という書体を紹介。かなりコンデンスなモダンローマンディスプレイ。タイプデザイナーというのは直線に見えてもセリフをちょっと曲げてみたり角を丸くしたりするものだが、これはそれらがされておらず潔くシンプルに纏められている。ややクラシックな雰囲気があるだろうか。ヘアラインが細いので大きく使うほうがいいだろう。大文字のみ。オブリークタイプもあり。
本日はサスペンス映画の巨匠、アルフレッド・ヒッチコック Alfred Hitchcock の誕生日(1899)なのでこちら。角張ったつたないサンセリフ。映画『めまい』(1958)のポスターからインスパイアされたものとのこと。デザインはこちらもグラフィックデザイン界の巨匠、ソール・バス Saul Bass。ポスターを見ると書体はもっと細めでコンデンスだが、こちらはやや太めで幅広になっている。ただ雰囲気はよく踏襲されてると思う。1ウェイト。
都会的なセンスあふれる(センスのない表現…)ディスプレイ。ライトウェイトのジオメトリックなモノラインサンセリフで、小文字はなく大文字のみながら、すべての字に4種類の字幅があって、それらをランダムに組み合わせることによってアクセントのある文字組みが楽しめるようになっている。コリッとしてポッキーみたいな書体。1ウェイト。
本日は『星の王子さま』の作者、サン=テグジュペリ Antoine Marie Jean-Baptiste Roger, comte de Saint-Exupéry の誕生日(1900)にちなみ、キツネの名を持つ書体を紹介(なんでかは本を読んでくれ)。「のろまなキツネ」の名を持つゆるゆる手書き書体。英語の有名なパングラムでは「素早い茶色のキツネ」だが、恐らくそれにかけたネーミングだろう。とにかくヘッタクソなレタリングである(笑)。もちろんそれを狙ってデザインされており、かわいらしいではある。大文字は結構スタンダードにウェイトづけがされているが、小文字は太い細いがもう見事にバラッバラなので、小文字中心の方がおもしろいと思う。1ウェイト。
コンデンスなジオメトリックモダンローマン。かなり細身でコントラストの強いディスプレイで、この手はプロポーションが上下に極端にズレてるものが多いが、これは割とスタンダードで落ち着いており、それが大人な雰囲気を感じさせている。ゴージャス感を演出したい時に重宝するだろう。作例のようにアケて組むとよい。小文字はなくスモールキャップス。1ウェイト。
本日は『コーヒーの日』。なんでも収穫時期とかの関係でこの日がコーヒーにとっての新年度となるらしい。というワケでこちら。丸っこいボテッとしたサンセリフ。全体的に角が落とされて丸くなっており、それに伴い線が交わる所がインク溜まりのようになって、さらに丸っこさを強調している。アウトラインもややガタついて拙く、フリーハンドでレタリングしたかのよう。全体的にヴィンテージ風味。大文字のみだが、いくつかの字にちょっとしたスワッシュオルタネートがある。1ウェイトのみ。