Dori Griffin 著 /
Bloomsbury /
2022年
古今東西の主要な印刷所が発行した書体見本帳を紹介しつつ、組版と印刷の歴史を追った教科書。著者の Dori Griffin は南ミシシッピ大学の教授で、学生に「こんな本あったら読む?」と聞いたら読むと言ったので書いたそうな(笑)。読めてないので内容は端折るがかなり詳細に書かれている(っぽい)し、何より図版がふんだんに掲載されているので、パラパラと眺めているだけで欧文書体ヲタは非常に楽しい(一部日本や中国、韓国のものもある)。もちろん掲載文献のタイトルもリストされてるので、これを片手に AbeBooks を漁るのもいいだろう。大変オススメな本である。