本日は英国の詩人ウィリアム・ブレイク William Blake の誕生日(1757)。んーと悩んだ挙げ句、英国にかつてあった活字鋳造所 Stephenson Blake の書体を紹介(笑)。誰しもが一度は目にした極太サンセリフディスプレイ。なんで誰もが見たことあるかというと、’98年から現在に至るまでずっと Windows に付属しているフォントだからである(MacOS にもある模様)。なので今さら紹介することもあんまりない…かと思いきや、最近コイツを使ってみたことはあるだろうか? Illustrator などの異体字切り替え機能をもつアプリで見てみると、かなりの数のリガチャーが追加されている事に気づくだろう。さらにはギリシャ文字やキリル文字までサポートしている。古い書体なのに結構使える書体に進化しているので、デザイナー諸氏はダサいとか言わず使ってみてはいかがだろうか。ちなみに Google で “Impact font” と検索すると面白い事が起こるので試してみてほしい。
Category: Sans Serif
エレガントな幅広サンセリフディスプレイ。カッパープレート風味のある品のいいクラシカルなサンセリフで、やや幅広でライトウェイトの大文字のみの書体。オルタネートはないが、画像の THE や BY などのようにアンダーラインの入った接続詞がいくつかある。正直 Sackers Gothic やんという気はしないでもないが(笑)、あれよりはスモールキャップスと大文字のサイズ比が小さいので、あまり差をつけたくない場合はこちらがいいだろう。3ウェイト。ただいま50%オフセール中。
ユニークでポップなグリフながらクールな雰囲気のサンセリフディスプレイ。カーブしたストロークが特徴で、特に小文字は手書きのようなニュアンスが強く出ているが、ストロークが太めで抑揚がなく、やや幅広のプロポーションとかなり大きいxハイトで、雰囲気はあくまでモダンでクール。あまり見ない個性的な書体である。リガチャーが少しある程度でオルタネートなどはないが、そのまま組んで十分目を引くだろう。1ウェイトのみ。
みんな大好きジオメトリックサンセリフ。幾何学的だからこそみんなほぼ同じになってしまうのにこんなに作られ続けるのはなぜだろう。まあそんな事はさておき。どうしても代表的な Futura と比べてしまうが、それと比べて大きめのxハイトとちゃんと曲がった j のフック、ベースラインより上から伸びてる長めの y のディセンダーなど、可読性を考慮したより自然なグリフを心がけている。スッキリして読みやすく汎用性の高い書体だろう。8ウェイト。ただいま60%オフセール中。
手書き感がありながらモダンなテイストもあるおもしろいサンセリフ。ヒューマニストとネオグロテスクのハイブリッドのようなサンセリフで、かつ柔らかいカーブを持ったスワッシュがオルタネートにあったり、特にイタリックにはストロークが切れていたりして手書きのニュアンスが強く出ている変わった書体である。ただクセが強いかというとそんな事はなく、割とスッキリしていて可読性がよく長文にも十分耐えうる。名前のククルカンとはマヤ文明の最高神のこと。9ウェイトある他バリアブルタイプもあり。
オルタネート豊富なジオメトリックサンセリフ。基本は画像中段の白いグリフのスタンダードなジオメトリックのサンセリフだが、同じジオメトリックでも別のスタイルの上段、ポップなディスプレイスタイルの下段のオルタネートを持っていて、用途によって好きなグリフを選べるようになっている。字幅もレギュラーの他に細身の Condensed とやや細身の Semi があり、それぞれにイタリックもあって7ウェイトずつで計42種とビッグファミリー。バリアブルタイプもあり。
かわいらしい太めのジオメトリックサンセリフディスプレイ。アール・デコ調のレトロな雰囲気を持った書体で、太ったコロコロしたグリフが愛らしい。これだけ太いとちょっと入り組んだ文字は処理が結構難しいが、S などを見ると上手くやってるなという感じがする。名前は紅茶で有名なセイロンのことで、現在の国名はスリランカ。作者が現地を旅行した際に見かけたポスターからインスパイアされたものだからこんな名前が付いてるそうな。1ウェイト。
オーガニックなサンセリフディスプレイ。ややカリグラフィー風味のあるグリフとストロークをしているサンセリフで、作者はアール・ヌーヴォーの風味を取り入れているとしているが、あんまそうは見えない(笑)。まあほんのりあるかな、という感じ。コントラストがあって不意に曲がるストロークが特徴的。可読性が良く、割と長文を組んでも読みやすい。名前はジャガイモが原料の北欧の蒸留酒のこと。語源はラテン語で「命の水」らしい。9ウェイト。
汎用性の高い多目的サンセリフ。xハイトは高すぎず低すぎず、グリフも素直なスタンダードで可読性は程よい。とにかくニュートラルなので特筆すべき特徴もなく、何を書いていいのか分からない(笑)。文字幅がレギュラーの他に Condensed と Expanded と計3種あり、それらが Slanted もあって9ウェイトずつで合計54種とビッグファミリー。サインなんかに良さそう。
ストロークが途切れ途切れになっている変わったサンセリフディスプレイ。画像の N, W, A などをご覧いただけば分かるようにストロークがぶつんと切れているヘンな書体で(失礼)、小文字の多くは R のボウルのように一部細くなる処理が施されている。全体的になんかちょっと違和感があり、それが目を引くおもしろいディスプレイとなっている。アップライトとオブリークの2スタイルで6ウェイト。本日はなかやまきんに君の誕生日(1978)らしい。パワー!













