本日は 925/1000 (92.5%) 銀の『スターリングシルバーの日』だそうなので(初めて知った)こちら。ヴィンテージ感あふれるディスプレイローマン。ややコンデンス気味の古典的なローマンで、アウトラインがややガタついている Rough、あちこち途切れている Stencil、フィルが荒れている Stamp の3種のスタイルがある。ちょっとしたグリフ違いのオルタネートや、クラシカルなリガチャーが多数ある他、この書体に似合うイラストが少々添付されていて、すぐにロゴが作れるようになっている。画像には大文字しかないが小文字もちゃんとあって、傾いたオブリークタイプもある。
Tag: #informal
レトロテイストのジオメトリックサンセリフディスプレイ。ちょっと変わったグリフのクール(死語)でかわいらしい書体で、全体的な雰囲気はややレトロ。ノーマルタイプと Poster という2種があり、双方で若干グリフの違う文字がある。小文字はなくスモールキャップスで、双方とも6ウェイトある他、一番重いウェイトには画像のようなインラインタイプがある。名前はドイツのネッカー川から来てるのだが、作者はチリ人だそうだ。道理でちょっとラテンアメリカの香りがすると思った。
レトロな雰囲気のあるグロテスクディスプレイ。太めでやや野暮ったいグリフのネオグロテスクをベースに、昔のワープロの横倍角のような横幅がかなり広いオルタネートがあるおもしろいディスプレイである。過去に同タイプの Glendale や GNF Menu Bold を紹介しているが、それらに比べてレトロ風味が強いのが特徴。使い比べてみるのもおもしろいだろう。大文字のみで1ウェイトのみ。
珍しいステンシルタイプのスクリプト。基本はよく見るオールドアメリカンなレタリングスクリプトなのだが、ストロークがあちこち途切れているステンシルになっているのが特徴的で、ストロークがクロスするところで重なりを表現するために途切れることはあるが、このようなタイプは珍しい。ちょっとしたスワッシュの付いたオルタネートはあるが、あまり派手ではない。一味違った表現をしたい方に。1ウェイトのみ。
カジュアルでかわいらしいモノラインスクリプト。ストロークはやや太めで、グリフは手書きっぽくはあるものの、丁寧にコントロールされている感じがする。おそらく手書き文字をトレースする際、ブレをなくして滑らかにしたのだろう。おかげであまり他にないテイストが生み出されている。ほとんどの小文字には水平に伸びるエンディングストロークを足したオルタネートがあり、リガチャーも多少ある。1ウェイトのみ。
本日は現時点で人類最速のスプリンター、ウサイン・ボルト Usain St. Leo Bolt の誕生日(1986)。なのでボルトっぽい名前(笑)の書体を紹介。ヴィンテージ感あふれるセリフドゴシックとスクリプトのデュオ。Serif の方はほぼモノラインの太めのウェイトで小さなセリフが付いており、スクリプトはアメリカンテイストのブラッシュレタリングタイプ。他、キャッチワードやちょっとしたオーナメントが入った Extra がある。フィルはソリッドなものとラフな Print の2種。Serif、Script 共に3ウェイトずつ。
本日『国際レモンメレンゲパイの日 Lemon Meringue Pie Day』だそうなので(なんぢゃそら)こちら。ラフでカジュアルなハンドライテン。少し毛足の長いマーカーで書いたようなストロークでややコントラストがあり、グリフはいわゆるブロック体をちょっと崩したような感じでスクリプト風味があるが、割と読みやすく整っている。カジュアルかつガーリーなので、ティーンの女子向けに良いだろう。1ウェイトのみ。
本日『バナナの日』らしいのでこちら。グリフがちょっと変わってるかわいらしいディスプレイ。フリーハンドでやや丁寧に書いたようなストロークで、ややオーガニックなニュアンスが残っている。グリフが普通ではなく結構変形しており、カジュアルで楽しい雰囲気を醸し出しているのが特徴。ちょっとクセがあるが、スイーツや子供向けのものに似合うだろう。2ウェイト。
本日『スイカの日』らしいのでそのものズバリを。ラフで図太く(chunky)ポップなサンセリフディスプレイ。フリーハンドでラフにレタリングしたようなグリフの書体で、カジュアルでかわいらしい。作例は大文字のみだが小文字もあり、意外と使い勝手が良い。この辺の書体は結構使うシチュエーションを選ぶが、ハマればなかなかの効果を発揮すると思う。1ウェイトのみ。
本日はピアノ教本で超絶有名なフェルディナンド・バイエル Ferdinand Beyer の誕生日(1806)らしいのでこちら。カジュアルでかわいらしいモダンスクリプト。コントラストの強いブラッシュタイプで、アップライトかつさほどバウンシーではない読みやすい書体である。大文字にはないが小文字にはスワッシュオルタネートが結構あるので、そこそこ遊べるだろう。ちなみにバイエルは世界でも日本でのみ圧倒的な知名度を誇っており、日本に倣って韓国でもよく使用されている以外は、さほど知られてないそうな…。