カジュアルでレトロなスクリプト。他のスクリプトに比べてちょっと変わっており、特に大文字やスワッシュなどに個性的な特徴がある。アウトラインもガタガタしており、全体的な雰囲気もカジュアルながら大変シックでレトロ。制作年が古いため総グリフ数は440程度とちょっと少ないが、他と違うテイストをお求めならこちらはオススメ。イタリアンやお手頃なビストロなどによく似合うと思う。1ウェイト。
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本日『マーマレードの日』らしいのでこちら。カジュアルでかわいらしいハンドライテンディスプレイ。手書き文字、とはいえスクリプトではなくサンセリフを手書きしたような書体で、グリフは通常よりラフに変形していておもしろい。全体的な雰囲気はガーリーでかわいらしく、カジュアルに使えるだろう。名前のリンゴンベリーは日本ではコケモモと呼ばれる果実だが、あまり日本市場では出回っていない。マーマレードは本来果皮の入った柑橘類のジャムだけをそう呼ぶのだが、細けぇことはいーんだよ(笑)。
ソフトでフレンドリーなサンセリフディスプレイ。柔らかな印象のポップなサンセリフで、アウトラインの角が丸くなっているほか、斜めのストロークがくっと曲がってアーチ状になっているのが特徴。A や R など頭でっかちなプロポーションがかわいらしさを演出している。子供向けや食品・スイーツなどと相性が良さそう。イタリックはないが8ウェイトあり。ただいま30%オフセール中。
本日『エスプレッソの日』だそうなのでこちら。筆のニュアンスがちょっと残ってる太めのディスプレイ。元は多分サンセリフだが、あちこちにレタリングのブラッシュスクリプトのように筆の感じが残っていて、カジュアルでおもしろい雰囲気を醸し出している。KO のような変わったリガチャーが多数…といいたいところだが5種類しかないのはちょっと残念(笑)。画像には大文字しかないが小文字もちゃんとあるのでご安心を。カフェやコーヒースタンド、スイーツなどにも似合うと思う。名前の由来は不明。
ラフカジュアルなハンドライテン。やや太さのあるマーカーでキュキュッとホントにただ書いたような書体だが、ちゃんとベースラインや文字のサイズはある程度揃っており、グリフも崩れておらず大変読みやすくなっている。一部の大文字にはオルタネートがあるが、スワッシュはなく単なるグリフ違い。小文字には若干のリガチャーがある。総グリフ数は270弱とそこまでバリエーションはないのであまり期待はせぬよう。Bold と2ウェイト。
柔らかな印象のジオメトリックサンセリフ。元は Fibra という別の書体のアレンジで、アウトラインの角が丸くなっていてだいぶ目に優しいソフトな印象に仕上がっている。有名な書体 Avant Garde にインスパイアされたとあるが、全然アバンギャルドではなく(笑)、可読性が良くイタリックもあって長文にも十分耐えうる。a には1階建てのオルタネートがある他、t や l にはベースライン上で大きく曲がって判読性がよくなった Alt というバージョンがある。それぞれに8ウェイトで計32種。ただいま30%オフセール中。
本日はかのフランシスコ・ザビエル Francisco de Xavier の誕生日(1507)だそうなので、同名のザビエル氏制作の書体を紹介。ちょっと変わったセリフのスラブセリフディスプレイ。なんと説明していいかちょっと分からないが、とにかく横のストロークに付くセリフがちょっと変わった付き方をしている書体で、他にも小文字の縦のステムの上に付くセリフが三角だったりと普通のスラブセリフとはやや変わっている。大文字にはちょっとしたスワッシュやストロークがループしたオルタネートがある。xハイトやカウンターが大きく、カジュアルな印象の書体である。イタリックはなく9ウェイト。
本日は『円周率の日』ということでこちら。ドイツ語で「円」を意味する名を持つディスプレイ。直線と 1/4 円弧を用いてデザインされた書体で、プロポーションは正方形を用い、カウンターを工夫することで文字として成立させている。先日の Cubo と同じく、駆け出しデザイナーが作りそうな書体だが(笑)、こちらもちゃんとフォントとして仕上げている所が素晴らしい。ウクライナ産で、キリル文字もサポート。ちなみに円周率はドイツ語では kreiszahl というそうだが、その他のヨーロッパ諸語には「円周率」にあたる単語はないらしい。「アルキメデス数」「ルドルフ数」などというそうだ。意外だった。
とにかく四角いディスプレイ。正方形に収まるよう水平線と垂直線のみでデザインされた書体で、シロウトがテキトーに作ったように見えるが(笑)、やってみれば判るがウェイトコントロールは意外とめんどくさい。ペンツールでグリッドに沿わせるだけではなかなかうまくはいかないのは、デザイナーなら一度はやってみたことがあるので判るだろう。とは言え、ちゃんとフォントにまで仕上げた勇気は買う。通常のタイプと、カウンターに同じ太さのストロークが入った Fill というタイプがある。一番太い Bold Fill などは、日本の法被に入る角字みたいになっている。各8ウェイトずつ。
本日『サボテンの日』だそうなのでこちら。カジュアルなフリーハンドのレタリングによるディスプレイ。コンデンスなスラブセリフ?をラフにレタリングしたような書体で、一部スワッシュのような曲線がストロークに入っている。なんとなく欧米の絵本などに使われてそうなカジュアルで読みやすい優しい書体である。1ウェイト。