PixelSurplus

Tag: #legible

Artifex CF

Artifex CF

端正なオールドスタイルローマン。骨格は割とスタンダードだが、アウトラインが若干変わっててやや不安定な曲線となっており、どことなく古い活版印刷のニュアンスがある。イタリックはさらに古風。字種が非常に多く、ギリシャ文字とキリル文字もある他、各種数字や記号類も多数あり、計1200を超える。ウェイトは8種あるがウェイト差は微妙で、本文用途に特化しているのが伺える。が、アウトラインが変わってるので大きく使ってもおもしろいだろう。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Latica

Latica

スッキリしてバランスよく読みやすいジオメトリックサンセリフ。ややヒューマニスト寄りのためか大変目に優しく可読性の良いジオメトリックで、クセがなくスッキリしている。かと思いきや i や j の上部がちょっと欠けており、僅かな特徴だが頻出する文字のためか割と目立ち、おもしろい効果を生み出している。これだけしっかりした書体ながら、グリフ数が少ないのがちょっと残念。3ウェイト。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

ITC Goudy Sans

ITC Goudy Sans

素朴で読みやすいヒューマニストサンセリフ。1930年製作と古い書体で、Futura のようなジオメトリックが急激に人気が出てきた頃に、それに反発して作ったそうな(笑)。古代の碑文や手書き写本の書体からヒントを得たそうで、なるほど古いグリフをしている。ストロークはほぼモノラインで、ストロークの端にほんのり小さなウェッジ型のセリフが付いているが、ほんのり過ぎてフレアセリフのようにも見える。イタリックはさらに手書き風味が強くなり、またあちこちクルッとカールしているのが特徴的。スモールキャップスやオールドスタイル数字もあってなかなか使い勝手も良い。4ウェイト。

Category(s)
Design Date
1930, 1994
Publisher
ITC

TT Rationalist

TT Rationalist

可読性の良い機能的な本文用スラブセリフ。あんまり長文用のスラブセリフというのはないが、これは結構な長さにも耐えうる大変読みやすい書体である。グリフ数も1000近くあり、スモールキャップスやオールドスタイル数字はもちろん、かなりの数のアクセント記号およびキリル文字も用意され、ほとんどのラテン・キリル文字圏の言語は組めるだろう。名前は「合理主義者」といった意味。10ウェイトあるほか、バリアブルタイプもあり。ただいま40%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2021
Publisher

Rexton

Rexton

シンプルでスタイリッシュなディスプレイサンセリフ。大文字のみでやや幅広、字間も広めに設定されており、Sackers Gothic のようないわゆるカッパープレートゴシック風味を持っている。オルタネートどころかスモールキャップスすら持っておらずかなり潔い。その分シンプルで扱いやすいだろうが、かっこよく使うには結構センスがいる。腕試しにいいかも。6ウェイトとウェイトは多め。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Monaqi

Monaqi

ちょっとおもしろいオルタネートを持つジオメトリックサンセリフ。基本はxハイトが大きめでスタンダードなグリフのジオメトリックサンセリフだが、見ての通り滴というか葉っぱというか、その辺の形をベースにしたオルタネートを持っている。背景の爽やかなグリーンから、やはりその辺の用途をイメージしていると思われる。エコやスポーツなどの商品ロゴに最適だろう。イタリックもあって5ウェイト。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Anziano Pro

Anziano Pro

クラシカルな正統派本文用オールドスタイルローマン。作者がスウェーデン語版の『指輪物語』初版を購入した際、Berling で組まれた本文を見て感動して制作したとの事。Berling の(おそらく)ベースとなった Weiss も参考にしたとある。セリフがやや小さめで太く、また J や R のテーパードになっているところも少し太めで丸く処理されており、小さな本文サイズでチカチカしないようにという配慮だと思われる。また画像にあるようにルネサンス風のオーナメントも付属しており、全体的にホントにクラシカル。ウェイトは2ウェイト、しかも Bold にはイタリックもない、という完全に書籍本文を意識したセットとなっている。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

TT Commons Pro

TT Commons Pro

ネオグロテスク寄りのジオメトリックサンセリフ。名前の通り「一般的な」ものを目指しているようで、ジオメトリックでありながらかなりネオグロテスク寄りの書体である。字種が非常に多く、各種数字や記号類、ギリシャ文字やキリル文字も含め計1900ほど。ファミリーもこれまた多く、字幅に3種類と字面が全体的に小さい Compact というのがあり、それぞれ11ウェイト。ほかにモノスペースの Mono が1種類7ウェイトで計102種もある。別にバリアブルタイプも用意されている。ただいま60%オフセール中。

Neo Grotesk

Neo Grotesk

ネオグロテスクという名のネオグロテスク(笑)。すっきりとしたクリーンで現代的なサンセリフで、可読性が非常に良好。K のアームがベースラインから出てるのが変わってるぐらいで、他のグリフはいたってスタンダード。長文にも十分耐えうる。また画像の “Neo” に見られるような変わったディスプレイもファミリーにあり、ストロークの間にインクがぬちょっとなったような感じがおもしろい。さらにはバリアブルタイプもあり、ノーマルと Display の中間を生成できるようになっているところがおもしろい。6ウェイト。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher

June Pro

June Pro

どうあがいてみたところで6月に入ってしまった事実は覆しようがないのでこちら。ニュートラルで読みやすいサンセリフ。アドリアン・フルティガーの書体にインスパイアされたものとのことで、なるほどそのように見える。大変スッキリしていて可読性の良い書体で、小文字も大きすぎず品が良い。a /g に2種類用意されているが、デフォルトは a が2階建て、g が1階建てと統一されてないところも視認性重視の意図があるのだろう。字幅もやや狭めなので、サイン用途に活躍すると思う。10ウェイト。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

feoh design

シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

筆記体でおしゃれなサイン風英文ロゴをデザインします

feoh design