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Tag: #large family

Futura 100 Multiscript

なんと Futura に新しい版が出た。2027年に Futura 誕生から100周年らしいのでそれを記念して制作された模様。オプティカルになっており、レギュラーと Text の2種あってそれぞれに Oblique があって6ウェイトずつとバリアブルタイプもあり。加えて「マルチスクリプト」の名の通り多言語対応となっており、ギリシャ文字やキリル文字はもちろん、アルメニア文字やアラビア文字、ヘブライ文字、ジョージア文字、ラーオ文字、タイ文字など現時点で12種類の文字があるが、2026年末までには簡体字やハングルまで含めて23種まで拡張するとの事。とんでもない一大プロジェクトである。予定に和文が見当たらないのが残念…ゴシックが得意な日本人デザイナーが手を挙げてくれる事を祈る。ジオメトリックな仮名…難しいか?

Coco Sharp

Coco Sharp

本日はかのココ・シャネル Coco Chanel の誕生日(1883)ということでこちら。8年前に紹介した Coco Gothic のリファイン版らしい。名前の通りシャープなジオメトリックサンセリフだが、鬼のような拡張が施されており、スモールキャップスや各種数字はもちろん、ギリシャ文字やキリル文字、果てはアラビア文字までサポートしていて、グリフ数は2000を超える。また小文字の大きさ(xハイト)もレギュラーの他に XS, S, L, XL があって、もちろんそれぞれにイタリックもあって6ウェイトずつで計60種、さらにはバリアブルもアップライトとイタリック2種ある。すんごいビッグファミリー。

Category(s)
Design Date
2021
Publisher

Grold

Grold

ミニマルでクリーンなジオメトリックサンセリフ。xハイトが大きく可読性の良い書体で、飾り気もなくスッキリと大変清々しいイメージ。ノーマルの Original と、ほんの少し字幅を狭めた Slim というバージョンがあり、後者は結構長文にも耐えられるよう設計されている模様。ウェイトも豊富で10種もある。クセもなく汎用的で様々な用途に使えるだろう。

Category(s)
Design Date
2018
Publisher

Eurostile Next

Eurostile Next

超有名古典的?ネオグロテスクサンセリフ。角の丸い四角をベースにした書体で(こういう形を squarish と表現するらしい)、’80年代ぐらいまでは結構多用されており、特にスポーツ分野でよく見たような気がする。今となってはレトロテイストを表現するのに適した書体となっているが、2012年頃に字種やファミリーを拡張して Next という名が付いてリニューアルされた。この作業には日本人の小林章さんも加わっている。字幅に5種類あって、イタリックもあって5ウェイトずつで計50種。

Category(s)
Design Date
1962, 2012
Publisher

Clarika

Clarika

スッキリした読みやすいサンセリフ。珍しい事になんとジオメトリックとネオグロテスクの2スタイルがあるファミリーで、パッと見では見分けがつかないほど自然にマッチしている結構すごい書体。字種が多く、アクセント記号が欧州を大体網羅している他、キリル文字もサポートしている。ウェイトも各10種あり、全部で40種の大所帯である。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

HD Colton

HD Colton

スッキリとしたクリーンで読みやすいモダンなサンセリフ。とにかく字種とファミリーが豊富な書体で、キリル文字とギリシャ文字、丸数字や角数字を含めグリフ数は1200、200言語をサポートしているとの事。字幅は極細の Comp(ressed) から幅広の X(tra)Wide まで5種あって、それぞれにイタリックあって9ウェイトずつで合計90種を誇るビッグファミリーである。こんだけあればかなり様々なケースに使えるだろう。さらには全部まとまったバリアブルタイプも1つあり。こんだけ揃って 30,000 円弱という安さも魅力。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Eschaton

Eschaton

触れれば切れそうなほどシャープなトランジショナルローマン。一見モダンローマンだが、作者がトランジショナルと言ってるのでトランジショナルローマンである。コントラストが強くセリフもかなり鋭く尖っており、見てるだけで目から血が出そうである。ややコントラストを抑えた Text、さらにコントラストを強めてほぼステンシルに見える Xtra というバージョンがある。それぞれにイタリックもあって6ウェイトずつで計36種とビッグファミリー。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher

TT Rationalist

TT Rationalist

可読性の良い機能的な本文用スラブセリフ。あんまり長文用のスラブセリフというのはないが、これは結構な長さにも耐えうる大変読みやすい書体である。グリフ数も1000近くあり、スモールキャップスやオールドスタイル数字はもちろん、かなりの数のアクセント記号およびキリル文字も用意され、ほとんどのラテン・キリル文字圏の言語は組めるだろう。名前は「合理主義者」といった意味。10ウェイトあるほか、バリアブルタイプもあり。ただいま40%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2021
Publisher

TT Commons Pro

TT Commons Pro

ネオグロテスク寄りのジオメトリックサンセリフ。名前の通り「一般的な」ものを目指しているようで、ジオメトリックでありながらかなりネオグロテスク寄りの書体である。字種が非常に多く、各種数字や記号類、ギリシャ文字やキリル文字も含め計1900ほど。ファミリーもこれまた多く、字幅に3種類と字面が全体的に小さい Compact というのがあり、それぞれ11ウェイト。ほかにモノスペースの Mono が1種類7ウェイトで計102種もある。別にバリアブルタイプも用意されている。ただいま60%オフセール中。

Arno Pro

Arno Pro

本格正統派本文用オールドスタイルローマン。15~16世紀イタリアのルネサンス期の書体を元にしたそうで、これぞヒューマニストオールドスタイルというような王道の書体である。字種がハンパなく多く、ギリシャ文字やキリル文字は当然のこと、複雑な記号を要するものも幅広くカバーしており、オーナメント類もあって総グリフ数は2800を超える。イタリックは通常のもののほか、かなりカリグラフィックに寄ったスタイルもオルタネートにある。オプティカルファミリーで5種に分かれており、それぞれ3ウェイト(Display のみ4ウェイト)ずつで計32種。個別購入できる他、Adobe Fonts でも配信中。ちなみに名前の「アルノ」は、イタリアのフィレンツェにある川の名前。中西アルノって歌うまいよね…。

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher
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