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Tag: #large family

HD Colton

HD Colton

スッキリとしたクリーンで読みやすいモダンなサンセリフ。とにかく字種とファミリーが豊富な書体で、キリル文字とギリシャ文字、丸数字や角数字を含めグリフ数は1200、200言語をサポートしているとの事。字幅は極細の Comp(ressed) から幅広の X(tra)Wide まで5種あって、それぞれにイタリックあって9ウェイトずつで合計90種を誇るビッグファミリーである。こんだけあればかなり様々なケースに使えるだろう。さらには全部まとまったバリアブルタイプも1つあり。こんだけ揃って 30,000 円弱という安さも魅力。

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Design Date
2022
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Eschaton

Eschaton

触れれば切れそうなほどシャープなトランジショナルローマン。一見モダンローマンだが、作者がトランジショナルと言ってるのでトランジショナルローマンである。コントラストが強くセリフもかなり鋭く尖っており、見てるだけで目から血が出そうである。ややコントラストを抑えた Text、さらにコントラストを強めてほぼステンシルに見える Xtra というバージョンがある。それぞれにイタリックもあって6ウェイトずつで計36種とビッグファミリー。ただいま60%オフセール中。

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Design Date
2024
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TT Rationalist

TT Rationalist

可読性の良い機能的な本文用スラブセリフ。あんまり長文用のスラブセリフというのはないが、これは結構な長さにも耐えうる大変読みやすい書体である。グリフ数も1000近くあり、スモールキャップスやオールドスタイル数字はもちろん、かなりの数のアクセント記号およびキリル文字も用意され、ほとんどのラテン・キリル文字圏の言語は組めるだろう。名前は「合理主義者」といった意味。10ウェイトあるほか、バリアブルタイプもあり。ただいま40%オフセール中。

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Design Date
2021
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TT Commons Pro

TT Commons Pro

ネオグロテスク寄りのジオメトリックサンセリフ。名前の通り「一般的な」ものを目指しているようで、ジオメトリックでありながらかなりネオグロテスク寄りの書体である。字種が非常に多く、各種数字や記号類、ギリシャ文字やキリル文字も含め計1900ほど。ファミリーもこれまた多く、字幅に3種類と字面が全体的に小さい Compact というのがあり、それぞれ11ウェイト。ほかにモノスペースの Mono が1種類7ウェイトで計102種もある。別にバリアブルタイプも用意されている。ただいま60%オフセール中。

Arno Pro

Arno Pro

本格正統派本文用オールドスタイルローマン。15~16世紀イタリアのルネサンス期の書体を元にしたそうで、これぞヒューマニストオールドスタイルというような王道の書体である。字種がハンパなく多く、ギリシャ文字やキリル文字は当然のこと、複雑な記号を要するものも幅広くカバーしており、オーナメント類もあって総グリフ数は2800を超える。イタリックは通常のもののほか、かなりカリグラフィックに寄ったスタイルもオルタネートにある。オプティカルファミリーで5種に分かれており、それぞれ3ウェイト(Display のみ4ウェイト)ずつで計32種。個別購入できる他、Adobe Fonts でも配信中。ちなみに名前の「アルノ」は、イタリアのフィレンツェにある川の名前。中西アルノって歌うまいよね…。

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Design Date
2012
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Neue Reman Gt

Neue Reman Gt

本日は安藤百福の誕生日(1910)だそうなので、名前がラーメンぽい(笑)こちら。変わったオルタネートを多数持つジオメトリックサンセリフ。基本はやや幅広ながらスタンダードな印象のジオメトリックだが、オルタネートが変わっており、なんかちょっとヘタクソというかおもしろいグリフが揃っている。リガチャーもやはり風変わりなものが多い。大きく使って主張すると個性が出るだろう。字幅が5種あり、それぞれにイタリックとウェイトが7種で計70種とビッグファミリー。バリアブルタイプもある。ただいま40%オフセール中。

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Design Date
2022
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Söhne

Söhne

高級オフィスチェアで有名なハーマンミラーがロゴを変更したそうで、それに使用された書体を紹介。スッキリモダンなネオグロテスクサンセリフ。「Akzidenz Grotesk の記憶を Helvetica のフレームを通して現実化した」とある。なるほどそれらの遺伝子を受け継いでいるなと感じる書体だが、古さは感じずスッキリとしていてあくまでモダンである。可読性も大変良好。字幅に3種類あり、このレギュラーとコンデンスな Schmal、幅広の Breit がある他、モノスペースの Mono もある。それぞれイタリックもあって8ウェイトずつ。ファウンダリーはニュージーランドだが、書体名やファミリー名にドイツ語を使用しているところがリスペクトを感じる。

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Design Date
2019
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Gill Sans Nova

Gill Sans Nova

ヒューマニストサンセリフの代表格。大文字は古典的なプロポーションでサンセリフながら大変堂々しており美しい。小文字はカリグラフィーの要素も多分に含み、x-ハイトが小さく優雅で柔らかさがある。全体的に可読性も良く、長文でもまったく問題ない。1928年に活字で制作されたものが1989年にデジタル化され、それをさらに2015年にファミリーや字種を拡張して名前に Nova が付いた。個別購入できる他、Adobe Fonts でも配信されている。

さてこの Gill Sans、というか作者のエリック・ギル Eric Gill だが、大変優秀なタイプデザイナーではあったが、実子や使用人に対し性的虐待を日常的に繰り返していたことが明るみになっており、これを理由に彼の書体そのものをボイコットする人もいる。筆者はというと、書体に関しては全然気にしていないというのが本音である(笑)。これからも躊躇なく使用するだろうが、「どうしてもその書体でなければならない」というケースもあんまりないので、何が何でも使うわけでもない。まあ適宜対応する、というぐらいである。本ブログの読者も個々の判断でお使いいただければと思うし、自身と反対の意見を攻撃することもなきように願いたい。考え方は人それぞれなのだから。

ちなみにギルの出身国である英国の高級ステーショナリーブランドのスマイソン Smythson のサイトは見出しに Gill Sans が使用されている。あと2022年に行われたエリザベス女王の国葬の式次第の公式文書がダウンロード可能なのだが、これはギルの書体の Perpetua で組まれていた。なんか本国でもあんま気にしてないのでは、という気がする。でなきゃ Nova に拡張しなかったろうしね。

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Design Date
1928, 2015
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Myriad Pro

Myriad Pro

Minion 紹介しちゃったらこちらもせねばなるまい、ということで。2002~12年頃までは Apple アップルのロゴとなり、コーポレートフォントとしても採用されていた書体。これといった強い特徴がなく、とにかくクセがなく読みやすいスッキリとした本文用ヒューマニストサンセリフ。1992年に登場し、Minion と並んで Adobe のアプリに付属していた。つまりセリフは Minion、サンセリフはこちらをという意図だったと思う。日本でいえば Mac に搭載されたヒラギノ明朝とゴシックのような扱いで、とにかく何に使っても特に問題を起こさないよ、という優秀な書体である。こちらもバージョンアップを繰り返し、今では字幅が4種類5ウェイトずつで計40種となっている他、ヘブライ文字、アラビア文字、ベンガル文字、デーヴァナーガリー版もある。個別購入できる他、Adobe Fonts でも配信中。

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Design Date
2015
Publisher

Latino Gothic

Latino Gothic

90ものスタイルを持つスーパーファミリーサンセリフ。Latinotype は多くの優秀なフォントを開発している著名なチリのファウンダリーだが、そのファウンダリーがデザインチームの総力を上げて2年かけて開発したそうで、ファウンダリーの名を冠しているところからもその自信のほどが伺える書体である。名前にあえて Gothic を掲げているところからも分かるとおり、アメリカンネオグロテスクのスタイルでデザインされており、字幅に5種あって、それぞれにイタリックもあって9ウェイトずつで計90種というビッグファミリーである。今あえてネオグロテスクをリリースする意味は正直よく分からない(笑)が、Helvetica で組むとちょっともう古臭い、今っぽいネオグロテスクがあってもいいじゃない、と思ったかもしれない。ファミリー展開からも Helvetica を意識したのかなという気もする。ただいま60%オフセール中。

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Design Date
2023
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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