グリフが簡略化されたおもしろシンプルなジオメトリックサンセリフ。見ての通り字形(グリフ)が簡略化されており、r などは単体で出されたらとても読めそうもない(笑)。ただこういうのは数文字並べればなんとなくルールが分かって読めるようになるのは不思議である。文を組むのはまったく向いてなく、代わりにロゴなどにはそのまま使えると思う。モダンなようでどことなくレトロな雰囲気を持っていて親しみやすい書体。5ウェイトある他、バリアブルタイプもあり。
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カジュアルかつニュートラルでクセのないすっきりとしたヒューマニストサンセリフ。ややポップというかフレンドリーというか、そういう雰囲気のカジュアルなサンセリフで、可読性も大変良く日常使いには適したサンセリフ。a と g には1階建てと2階建てがあり、数字にはオールドスタイルもあり。ウェイトが太くなってもきちんと可読性は保たれており、なかなか優秀な書体である。イタリックがないのが残念だろうか。日用品のパッケージなどに。10ウェイト。
大変スッキリしてシンプルモダンなネオグロテスク寄りのジオメトリックサンセリフ。クセがなく何にでも合うクリーンな書体で、それだけにどう紹介していいか分からない(笑)。特徴がないというのが特徴だろうか。それでも Frutiger や Futura などより絶対新しいと感じるのは何故なのだろう。不思議である。グリフ数が大変多く、キリル文字も含め1500以上ある。8ウェイトある他、バリアブルタイプもあり。ParaType だからいつかは Adobe Fonts に追加される…といいなぁ(笑)。ただいま50%オフセール中。
ミニマムシンプルなサンセリフディスプレイ。とにかくムダを削ぎ落としたやや幅広の今っぽい大文字のみのサンセリフで、大文字には一般的なグリフ、小文字には画像のような要素を削ぎ落とした(というか欠けた)グリフが入っている。A はまだしも E の中央のバーは取り除いてしまうと単体ではまず読めないが、単語を組めばまあなんとか認識できるようにはなっている。ちなみにロゴを作る時、A のバーを省きがちなのは若手デザイナーあるあるなので(笑)、これを使えば手間が省けるだろう。ウェイトが6つもあって使い勝手が良い。イタリックもあり。
おもしろジオメトリックサンセリフ。Kabel のようにジオメトリックながら変わったグリフの書体で、ただ組んだだけでも結構ユニークでおもしろい。そのまま組んでロゴになりそうである。雰囲気がクールながらややポップなので、スタートアップの他、子供向けにも使えるだろう。ロシア産らしくキリル文字もサポートしている。3ウェイトある他、バリアブルタイプもあり。
スッキリしてシンプルクリーンでモダンなサンセリフ。余計な飾りがなく、曲線と直線が繋がる部分も自然な感じな処理をせず、ただぶっきらぼうに繋げているが、それがなにかスッキリしていて潔い。こういうスタイルは2000年以降に出てきたと思うが、まだ一般的な分類名が付いてないので、将来的にどういう名前で呼ばれるか楽しみである。可読性は良いものの字種が少なくイタリックもないので、あまり長文向きではない。ロゴやディスプレイ向きだろうか。IT とも相性がいいと思う。7ウェイト。ただいま50%オフセール中。
特に美容とは関係ない、モダンでスッキリしたサンセリフ。分類するとネオグロテスクになる…のかな? ちょっと分からないが、やや幅広でカウンターも大きく、とにかく非常に可読性のよいスッキリしたのどごしの良い?クリーンなサンセリフである。イタリックも柔らかで自然な手書きのニュアンスがあり、カリグラフィーの要素も多分に含んでいる。8ウェイトある他、バリアブルタイプもあり。ただいま60%オフセール中。
個性的なリガチャーが楽しいジオメトリックサンセリフディスプレイ。基本はトラック型の長楕円がベースになったジオメトリックサンセリフだが、ファミリーに “Branding” というタイプがあり、これが面白いリガチャーを多数そろえていて、名前の通りブランディングなどで力を発揮しそうな書体となっている。基本ファミリーとはちょっとテイストが違うので注意が必要。基本の Regular はイタリックもあって9ウェイト、Branding は1ウェイトのみ。できれば Branding にもウェイトバリエーションが欲しかったが、多分あちこちぶつかってリガチャーが作りにくかったのだと思う。残念。
スッキリとしたクリーンで読みやすいモダンなサンセリフ。とにかく字種とファミリーが豊富な書体で、キリル文字とギリシャ文字、丸数字や角数字を含めグリフ数は1200、200言語をサポートしているとの事。字幅は極細の Comp(ressed) から幅広の X(tra)Wide まで5種あって、それぞれにイタリックあって9ウェイトずつで合計90種を誇るビッグファミリーである。こんだけあればかなり様々なケースに使えるだろう。さらには全部まとまったバリアブルタイプも1つあり。こんだけ揃って 30,000 円弱という安さも魅力。
みんな大好きジオメトリックサンセリフ。キモチやや幅広気味にデザインされた書体で、なんとなくレトロなストリートというかサーキットというか、その辺りの雰囲気を持っている。ただウェイト展開が多く、軽い方は割とモダンな雰囲気になるだろうか。見ての通り N や M の肩が鋭く尖っているのが特徴だが、Alt というグリフ違いがあって、そっちでは角が落とされている。やっぱり男性向けかなという感じだが、小文字だけで組めば結構かわいらしい雰囲気も出るので、使い方次第かな。キリル文字もサポート。9ウェイト。