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Tag: #fancy

French Croissant

French Croissant

軽やかで可愛らしいソフトセリフイタリック。ライトウェイトのストロークに丸いセリフがぽてっと付いた書体で、スクリプトに見えるがまあ(活字の)イタリックであろう。あちこちカールしたスワッシュが付いているがこれはデフォルトでそうなっているので、大人しくさせるのは不可能である(笑)。ただちゃんと統制は取れてるので、作者の腕のほどが伺える。全体的な雰囲気はポップでガーリー。名前も「フレンチクロワッサン」と可愛らしくセンスがある。クリスマスにもよく似合うだろう。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2023
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Xmas Joy

Xmas Joy

意識を失っていたかと思うほどもう12月なので(日本語?)こちらを紹介。これぞ年末というようなクリスマスツリーを模した書体。モミの木の枝で形成されたグリフに、オーナメントがごたっと付いたフォントである。これは OpenType のカラーフォント機能を使っており、Adobe Illustrator などの対応アプリを使えばこのように色が付いた文字がそのまま出てくるという便利なヤツである。今どきかなり珍しい「ビットマップフォント」とあるので、拡大すると荒れてしまう事が懸念されるが、これだけ細かく色分けされてるとまあしょうがないという感じである。小文字グリフにはオーナメントなしが割り当てられてるようだが、まあ使わないよね(笑)。

ちなみに X’mas とアポストロフィを付けるのは間違いである。Xmas で結構。これ言うと色々昔の凡例を掘り出して「付けていいんだ」というような反論をする人がいるが、昔はいざ知らず今はこういう習慣となっているのでね…。

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Design Date
2025
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Strafon

Strafon

レトロSF感のあるジオメトリックサンセリフディスプレイ。幾何学的なグリフをベースにストロークがあちこち欠けたユニーク書体で、印象的には’70年代のSFやビデオゲームなどに使われていたような書体を思わせる。s は特に半分ベースラインに埋まったようになっているが、マトモなグリフも一応オルタネートにある。見ての通りリガチャーが豊富で、おもしろい文字組が可能。ギリシャ文字もサポート。3ウェイト。

Category(s)
Design Date
2025
Designer(s)
Publisher

Nick Nock

Nick Nock

ぼたっとしたフォルムが可愛らしい、ポップでちょっとおしゃれなディスプレイ。通常こういう書体をデザインする時、全部をぬたっとさせてしまいがちだが、直線のストロークをそこかしこに使っているせいかオシャレ感が加味されている。紹介文には “blob” という言葉が使われているが、こちら調べたところ「球状の小さな塊・輪郭のぼやけた・ふにゃふにゃした」という意味らしく、「デブ・ふとっちょ」みたいなスラングとしても使われるらしい(決してバイナリデータのことではない)。Thin と Bold の2ウェイトあり、これは細いストロークのみ太さが変わる。

Category(s)
Design Date
2021
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Nymphaea

Nymphaea

本日はフランスの画家クロード・モネ Claude Monet の誕生日(1840)。モネといえば「睡蓮」、ということでスイレンの名を持つ書体を紹介。ボタニカルデコラティブなディスプレイローマン。太めのぼったりしたローマンに植物的なオーナメントがこれでもかと付いたヴィクトリア調の書体で、通常この手の書体は装飾なしのグリフも入っていたりするが、そんなものは一切なくお花畑から逃れる術はない(笑)。潔くゴチャゴチャになって使うのがベストだろう。スワッシュオルタネートやリガチャーも豊富。イタリックと2スタイル。

Category(s)
Design Date
2025
Designer(s)
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Lethis

Lethis

ユニークなアール・デコ風味のディスプレイ。骨格はジオメトリックをベースにしたアール・デコ調で、モノラインのストロークにウェッジ型の小さなセリフが付いたセリフドゴシックである。アンバランスなグリフがユニークでおもしろい。オルタネートはないがリガチャーがちょろっとあって、画像の Le もそのひとつである。ロゴなんかで力を発揮しそう。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2025
Designer(s)
Publisher

Dragönsteel

Dragönsteel

現代風にアレンジされたブラックレターディスプレイ。カリグラフィー書体のブラックレター(ゴシック)の装飾を軽めにシンプルにし、現代にマッチするようアレンジされた書体。ちゃんとブラックレターの雰囲気は残しつつ、可読性が多少向上しているのが見て取れるだろう。’80年代の RPG にインスパイアされたものとのこと。ややアウトラインが丸くなっているが、さらに丸くなった Rough、角をきっちり出した Sharp の3種類がある。クリスマスよりはハロウィーンに似合ったかな…?

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Design Date
2024
Designer(s)
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The Great Outdoors

The Great Outdoors

レトロな雰囲気の可愛らしいラウンドサンズディスプレイ。いわゆる丸ゴシックの書体で、大文字のグリフはちょっとしたスワッシュが付いたデコラティブなグリフで、小文字はなくスモールキャップスになっている。アウトラインがスムーズな Regular と、ちょっと荒れた Rough の2スタイル。なんとなくイラストが付いてそうな雰囲気があるけど説明文に付いてるとは書いてない(笑)。

Category(s)
Design Date
2016
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Redflick

Redflick

レトロなイタリックディスプレイ。’60年代あたりに家電や自動車などインダストリアル方面で使われてたような書体を模したと思しきスタイルで、全体的な雰囲気はレトロだが、ひとつひとつのグリフは割と手が入っててモダンである。ストロークはちょっと太めで、そのせいか可愛らしい雰囲気もあり。店や商品のロゴなどで結構力を発揮するのでは。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

The Spokill

The Spokill

はい本日ハロウィーンということでこちら。アウトラインガタガタ、グリフも不揃いのよくあるタイプのディスプレイローマン。ぐりぐりカールした不気味なスワッシュオルタネートとリガチャーがかなり豊富で、簡素なものが多いこの手の書体としてはなかなか使い勝手が良い。さらにはイラストアイコンが入ったフォントも別にあり、この点でも素晴らしいと思う。大文字だけかと思いきや小文字もあるのでご安心を。ただ当日に紹介してどうすんねんという気は自分でもする(笑)。皆さん楽しいハロウィーンを。

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Design Date
2022
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Publisher
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