本日は『宇宙の日』だそうなのでこちら。レトロSFを彷彿とさせるサンセリフディスプレイ。大きなRを持ったコーナーと欠けた歪なグリフがまさに昔のSF映画やビデオゲームを思い起こさせる。可読性は残念だが(笑)雰囲気は十分で、その辺のロゴやスタッフクレジット等で魅力を発揮するだろう。めずらしくファミリー展開されていて3ウェイトある。
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レトロエレガントで可愛らしいディスプレイフレアセリフ。柔らかなカーブとシンプルなグリフが特徴的な書体で、全体的な雰囲気はややレトロながらシンプルなストロークなので古すぎないモダンテイストも持ちつつ、やや太めなのでエレガントながら気取りすぎず可愛らしさも併せ持つ。大文字のみで、大文字のグリフには大きなカーブ、小文字のグリフにはストレートなストロークで構成されたグリフがある。M にかなり幅広なオルタネートがあり。1ウェイト。
本日はマイケル・ジャクソン Michael Jackson の誕生日(1958)なのでこちら。レトロSF感のあるサンセリフディスプレイ。ジオメトリック、欠けたストローク、大きな R の付いたコーナーと往年のSFやゲームなどによく見られたスタイルを踏襲した書体だが、その頃にはあまりなかったリガチャーを多数持っている。奇抜さは否めず、ちょっと用途が限られるとは思うが、ロゴなどにはいいんじゃなかろうか。筆者は結構好きである。大文字のみで1ウェイト。
超極太と超極細のコントラストが凄まじいディスプレイサンセリフ。1ファイルしかない書体だが、大文字グリフに超極太、小文字グリフに超極細の大文字が割り当てられた変わった書体で、細い方は丸い C, G, O, Q 以外はプロポーションまで極細となっている。ランダムに組めば見ての通り楽しい演出が可能ではあるが、なかなかセンスよく使うにはハードルが高いと思う(笑)。まぁ $10 程度の安い書体なので気軽に試してみてほしい。
本日は暦の上では立秋だそうなので(どこがだよ)こちら。ユニークなストロークを持った優雅なディスプレイ。平筆で書いたような S 字カーブのストロークをあちこちに持った変わった書体で、エレガントな雰囲気を持っているが全体的にやや太めなの気取りすぎてない所が親しみやすいだろうか。小文字にはいくつかリガチャーがあるが、画像の tu はちょっと t が変形しすぎて読みづらいかなという感じ。ま、注意して使ってほしい。1ウェイトのみ。
本日より8月(うわぁ)ということでこちら。浮かれ気分満載のモダンローマンディスプレイ。プロポーションがちょっとボタっとしたコントラストの強いモダンローマンをベースに、ステム内にレトロで華やかなオーナメントが施された書体である。フィル(塗り)にはベーシックなソリッドと花模様が抜けた Decor があり、また花模様部分だけのタイプもあって、色を変えて重ね打ちすることで彩色できるようになっている。ウェイトは1種しかないがイタリックもあり。
本日は『ハリー・ポッター』作者の J.K. ローリング Joanne Rowling(1965)およびハリー・ポッター Harry Potter(1980)の誕生日だそうなのでこちら。ちょっと不揃いなディスプレイローマン。繊細でちょっと刺々しいオールドスタイルローマンをベースに、バランスがやや崩れた書体。よく子供向けの絵本などで使われてそうな雰囲気だが、元になったのは20世紀初頭のジャズのアルバムジャケットだそうな。作者は日本人。2ウェイト。
本日は『ピーター・ラビット』の作者、ビアトリクス・ポター Helen Beatrix Potter の誕生日(1866)なのでこちら。太めのポップなサンセリフディスプレイ。太さも傾きもてんでバラバラのストロークでラフにデザインされたディスプレイで、ちょっとしたセリフが統一感を出しているだろうか。全体的な雰囲気は子どもっぽくファンシーなので、お菓子やおもちゃなどに使えるだろう。イラストは明らかにジャパニーズカワイイの影響が見て取れる(笑)。大文字のみでアクセント記号もなく字種は最低限。
モダンなようでレトロなようなディスプレイ。直線と 1/4 円弧を組み合わせて形作られた面白い書体で、コンデンスで太めなためか、全体的になぜかゴシック(ブラックレター)の雰囲気を持っている。字によって大きめのスラブセリフが付いてたり付いてなかったりだからだが、不思議と不揃いな感じはしない。3ウェイトあって、細い方はこれまたなぜかルーン文字のような雰囲気を醸し出す。ロールプレイングゲームなどに似合いそうな書体。名前は「大聖堂」とかそんな意味。大文字のみ。
大変ユニークなグリフを持つサンセリフディスプレイ。見ての通り通常とは異なるグリフのサンセリフだが、最近流行りの変形系ほどがっつり変わってる訳ではなく、ちょっとポップかなという感じの変形具合。リガチャーやオルタネートもそれなりにあるが、オルタネートの方にノーマルなグリフがあったりするのはやはり変わってる証拠だろう。イタリックもあって7ウェイトもあるという本文用書体のようなファミリー展開だが、やはり長文には向かない(笑)。