本日『和菓子の日』だそうなのでこちら。かわいらしいジオメトリックラウンドサンズディスプレイ。真円ベースのコロッとしたジオメトリックで、字として可読できるギリギリまで単純化されており、大変シンプル。ストロークの端は丸くなっているいわゆる丸ゴシックである。大文字のグリフはあるが小文字とほぼ同じ大きさで、実質ユニケースとなっている。画像は一番細い Light で、3ウェイトあって太い方は割と太いので、ロゴとしても使えるだろう。
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本日は13日の金曜日という事でこちら。ストロークがチェーンになったディスプレイ。まあただそれだけなんだが、見ての通り小さく使うとほとんどなんだか分からないというなんとも残念な書体である。使う時はチェーンソーの刃がちゃんと分かるように大きく使っていただきたい。あといま調べて判明した事だが、ジェイソンはチェーンソーを使ったことは一度もないそうだ(笑)。なんか別の映画とごっちゃになって覚えられてしまってるらしい。知らなかった…。あと本来のスペルは chainsaw なのでお間違えなく。
ロゴ制作に特化したようなジオメトリックサンセリフ。シンプルでクリーンな太めのサンセリフディスプレイだが、小文字にかなりの量のリガチャーを用意しており、2文字と3文字のリガチャーがなんと2000種以上もあるというちょっと何やってるか分からない(笑)書体である。元は iBrand というのが別にあり、これを拡張したものらしい。一応大文字はあるが、まあ小文字で遊んだ方が楽しかろう。この書体を用いてロゴを作ろうとして、もし欲しいリガチャーが見つからなければ改名してください(笑)。1ウェイトのみ。
本日『マーマレードの日』らしいのでこちら。カジュアルでかわいらしいハンドライテンディスプレイ。手書き文字、とはいえスクリプトではなくサンセリフを手書きしたような書体で、グリフは通常よりラフに変形していておもしろい。全体的な雰囲気はガーリーでかわいらしく、カジュアルに使えるだろう。名前のリンゴンベリーは日本ではコケモモと呼ばれる果実だが、あまり日本市場では出回っていない。マーマレードは本来果皮の入った柑橘類のジャムだけをそう呼ぶのだが、細けぇことはいーんだよ(笑)。
ソフトでフレンドリーなサンセリフディスプレイ。柔らかな印象のポップなサンセリフで、アウトラインの角が丸くなっているほか、斜めのストロークがくっと曲がってアーチ状になっているのが特徴。A や R など頭でっかちなプロポーションがかわいらしさを演出している。子供向けや食品・スイーツなどと相性が良さそう。イタリックはないが8ウェイトあり。ただいま30%オフセール中。
一昔前の近未来のイメージ(ややこしい)のあるサンセリフディスプレイ。ミニマムなジオメトリックのサンセリフをベースに、一部ステンシルのようにストロークを欠いてアクセントを付けている。全体的なイメージがレトロ SF な感じがあって、モダンとレトロが融合したような書体である。小文字の s がベースラインに埋まっているのが特徴。ストロークが欠けてないオルタネートがある他、リガチャーも若干あり。イタリックもあって5ウェイト。
本日『エスプレッソの日』だそうなのでこちら。筆のニュアンスがちょっと残ってる太めのディスプレイ。元は多分サンセリフだが、あちこちにレタリングのブラッシュスクリプトのように筆の感じが残っていて、カジュアルでおもしろい雰囲気を醸し出している。KO のような変わったリガチャーが多数…といいたいところだが5種類しかないのはちょっと残念(笑)。画像には大文字しかないが小文字もちゃんとあるのでご安心を。カフェやコーヒースタンド、スイーツなどにも似合うと思う。名前の由来は不明。
ラフカジュアルなハンドライテン。やや太さのあるマーカーでキュキュッとホントにただ書いたような書体だが、ちゃんとベースラインや文字のサイズはある程度揃っており、グリフも崩れておらず大変読みやすくなっている。一部の大文字にはオルタネートがあるが、スワッシュはなく単なるグリフ違い。小文字には若干のリガチャーがある。総グリフ数は270弱とそこまでバリエーションはないのであまり期待はせぬよう。Bold と2ウェイト。
本日は『円周率の日』ということでこちら。ドイツ語で「円」を意味する名を持つディスプレイ。直線と 1/4 円弧を用いてデザインされた書体で、プロポーションは正方形を用い、カウンターを工夫することで文字として成立させている。先日の Cubo と同じく、駆け出しデザイナーが作りそうな書体だが(笑)、こちらもちゃんとフォントとして仕上げている所が素晴らしい。ウクライナ産で、キリル文字もサポート。ちなみに円周率はドイツ語では kreiszahl というそうだが、その他のヨーロッパ諸語には「円周率」にあたる単語はないらしい。「アルキメデス数」「ルドルフ数」などというそうだ。意外だった。
とにかく四角いディスプレイ。正方形に収まるよう水平線と垂直線のみでデザインされた書体で、シロウトがテキトーに作ったように見えるが(笑)、やってみれば判るがウェイトコントロールは意外とめんどくさい。ペンツールでグリッドに沿わせるだけではなかなかうまくはいかないのは、デザイナーなら一度はやってみたことがあるので判るだろう。とは言え、ちゃんとフォントにまで仕上げた勇気は買う。通常のタイプと、カウンターに同じ太さのストロークが入った Fill というタイプがある。一番太い Bold Fill などは、日本の法被に入る角字みたいになっている。各8ウェイトずつ。