MyFonts

Tag: #luxury

Nomad

Nomad

本日は『Queenの日』だそうな。1975年のこの日、初来日したとか。んで「ボヘミアン」で検索したらこれが出てきたので(笑)紹介。民族色豊かな装飾が施されたデコラティブなディスプレイ。見ての通りあちこちに飾りが入った書体で、可読性はよろしくないが、雰囲気はあっておもしろいんじゃないかと思う。大文字のみで、装飾がないグリフが小文字部分に割り当てられている。1ウェイトのみ。
ところで「ボヘミアン」について調べたが、これが結構ややこしい。現在のチェコ西部がボヘミア地方だが、ボヘミアンとはそこに住んでる人ではなく、かつて「ジプシー」と呼ばれていた北インド起源の放浪者たちを指す。現在はこの呼称はやや侮蔑的らしく、当人たちは「ロマ」を自称している。で、「ノマド」とは何かというと、特定の民族ではなくただの「遊牧民」という意味らしい。ふへぇ…。

Category(s)
Design Date
2022
Publisher

Turquoise Sans

Turquoise Sans

高級感のあるローマンキャピタル系ディスプレイサンセリフ。2015年に紹介したセリフ書体の Turquoise のサンセリフ版で、実に9年ぶりに親戚ができた模様。元の平筆で書いたローマンキャピタルからセリフを取り除いた、という感じの書体で、元々がステムがくびれており、おかげでフレアセリフのようになっている。ゴージャスな雰囲気はそのままに、今っぽく仕上がっていると思う。もちろんスワッシュオルタネートは健在。今回はステムの一部が抜けたインライン版もファミリーに追加された。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2024
Publisher

Marleys

Marleys

大流行中(ホントか?)のスクリプトとローマンのコンバイン書体。通常、この手は大文字か小文字のグリフどちらかにスクリプトが割り当てられており、ローマンの小文字は省かれる事が多いが、こちらはちゃんと大文字・小文字揃っており、スクリプトは大文字のオルタネートで持っている。全体的にこの手としてはやや太めでがっしりしているが、その分小さくしても使えると思う。ウェイトが2つあるのもちょっとめずらしい。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher

Treifany

Treifany

カリグラフィー風味がコンバインされたディスプレイローマン。コントラストの強いモダンローマンをベースにカリグラフィックなテイストが加味されており、見ての通りスワッシュオルタネートやリガチャーが多数用意され、多種多様な文字組が楽しめるようになっている。やや太めのウェイトなので、エレガントさよりゴージャス感がちょっと強いかなという感じ。あとやや東寄りのテイストがあるだろうか。オブリークタイプと2種あって2ウェイト。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Helsa Display

Helsa Display

ウルトラコンデンスなディスプレイローマン。見ての通りかなり幅の細いハイコントラストのモダンローマンで、名前の通りディスプレイ特化型である。最近流行りの派手なリガチャーやオルタネートなどはないが、シンプルながら多言語に対応しており、キリル文字とギリシャ文字をサポートし、他丸数字などもあって総グリフ数は1700近い。O と Q にだけ幅広のグリフがあるので、アクセントに使えるだろう。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Silky Harmony

Silky Harmony

本日『シルクロードの日』らしいのでこちら。エレガントなローマンディスプレイとラフなスクリプトのデュオ。ローマンの方は大文字のみで、ほぼほぼスタンダードなグリフだが、一部ちょこっと色気を出して(笑)変形している。リガチャーが30種ほど。スクリプトの方はスピード感のある結構ラフなタイプで、ローマンとはちょっとテイストが違うような気がする。こちらもリガチャーが結構あるが、スワッシュオルタネートはなし。それぞれ1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)

Figlia

Figlia

デコラティブでフェミニンなディスプレイローマン。19世紀イタリアやフランスのディスプレイカードにインスパイアされたとあり、その通りヴィンテージ風味あふれる素敵な書体となっている。コントラストの弱いややポテっとしたローマンをベースに、装飾的なスワッシュオルタネートやリガチャーがふんだんに用意され、個性的な文字組が楽しめるようになっている。文字とは繋がっていない、大きなフローリッシュもあり。時代がちょっとズレてるが、ここらへんからアール・ヌーヴォーに繋がっているのではないかと思う。イタリックと2スタイル、それぞれ1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)

Beauty Luxury

Beauty Luxury

流行っているウチに目についたものは紹介していくので、似たようなのが続くのはご容赦を。で本日はこのなんとも不遜な(笑)名前のコンバイン書体を紹介する。いつも通りのカッパープレートスクリプトとローマンのコンバインだが、スクリプトの方はグリフがちょっと変わっており、モダンカリグラフィー寄りな感じがする。ローマンの方は繊細でゆったりしたタイプで、オルタネートにクァーク quirk なグリフも入っている。リガチャーも多数あり。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Veronika Luxurious

Veronika Luxurious

フェミニンで繊細な変形ディスプレイ。コントラストのあるジオメトリックなラインとオーガニックなストロークが混在したエレガントな書体で、カウンターが大きく取られ全体的な雰囲気はゆったりと優雅。まあまあスタンダードなものと、奇抜に変形したグリフがオルタネートに入っており、おもしろい文字組が楽しめる。2ウェイト。ただいま40%オフセール中。

ところで、この手の通常よりかなり変形したグリフを持つディスプレイ書体の分類名をこのブログでは仮に #freak としてタグ付けしていたが、この度 MyFonts では quirk という言葉で紹介しているのを見た。「奇癖」「ねじれ」などの意味があるそうだ。今後使っていこうかと思う。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Kvell

Kvell

繊細でモダンなサンセリフディスプレイ。全体的に細身ながらコントラストのあるサンセリフで、一部スッとしたスワッシュのような処理が施されている。大文字よりもカーブの多い小文字におもしろいものが多く、g のイヤーがくるっと回ってるところなどがユニークである。大変エレガントで美しい。イタリックと2スタイル。

Category(s)
Design Date
2022
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

feoh design

シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

筆記体でおしゃれなサイン風英文ロゴをデザインします

feoh design