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Antique Packaging

名前の通りアンティークな雰囲気のあるディスプレイ。モノラインの平べったいグリフに大きなウェッジ型のセリフが付いた書体で、どことなくカッパープレート風の高級感ある雰囲気が漂っている。なんでも19世紀末に発売された子供向けのドローイングステンシル(鉛筆でなぞると絵が描ける形が抜かれたプラスチック板。こんなの)セットのパッケージの書体から起こしたものとか。当時は子供向けでもなかなかエレガントだったんだなと思う。オブリークタイプと2種あって、それぞれ1ウェイト。

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Design Date
2019
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Magreb

クラシカルな正統派本文用ローマン。最近じゃちょっとめずらしいぐらいの正統派だが、b のステムがベースラインのところでカーブしてたり、一部ちょっとカリグラフィックなエレメントが入っているのが特徴。グリフには st や ct のリガチャーがある他、数字にローマ数字と、括弧付き、箇条書き用にドット付きがある。んなものなくても普通に組めばいいとは思うが(笑)、まあ便利といえば便利。イタリックも当然あって4ウェイト。

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Design Date
2022
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Gill Facia

なんかエリック・ギルに関するニュースがちょっと流れてきたのでこちら。ギルのあまり知られていないディスプレイローマン。元は英国の WHSmith というチェーン書店のためにギルがデザインしたロゴ?を基に作った書体らしい。カリグラフィーで使うブロードエッジのペンで書いたようなコントラストが付いた、クラシカルなタイプである。ギルにしては全体的に骨格がちょっと無骨で硬い感じがするのだが、元のデザインがそうだったのかどうかは不明。Regular と Titling の2種。

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Design Date
1996
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Shallot

クラシカルで品のいい本文用セリフ。最近じゃめずらしいxハイトの小さいタイプで、組んだ感じも詰まっておらずスッキリして品が良い。M のセンターがベースラインちょっと届かない、Q のテールがスパイク状になっているなど一部エレメントに特徴があって、差別化を図ってるのが見える。f のリガチャーが豊富で、fb や fh、fj などのあまり見ない組み合わせもある。ウェイトは4つしかないが、バリアブルタイプもあり。ただいま60%オフセール中。

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Design Date
2021
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Mauren

シックで品の良いディスプレイローマン。骨格はオールドスタイルに近いが、シルエットはモダンローマンのそれに近い。a や r ティアドロップがボタっとしたものになっているのが特徴的。イタリックはさらに変わっており、グリフはかなりカリグラフィックになっていて、傾きもやや強め。そのためアップライトを見ると一見本文用だが、全体的にはやはりディスプレイ。8ウェイトあり、一番軽い Thin のみ無料でダウンロード可。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2021
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LaFarge

クラシカルな正統派オールドスタイルローマン。ニューヨークの地下鉄にあった20世紀初頭の古い書体にインスパイアされたとある。コントラストが若干弱めでセリフも少し角が丸く、xハイトが小さい。小文字は Bookman や Chelthenham、Della Robbia などの古いソフトセリフを参考にしたとある。最近じゃ珍しいクラシカルなタイプである。この雰囲気によく似合うボーダーオーナメントもファミリーにあり。イタリックもあって7ウェイト。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2021
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Humanista

随分久しぶりに見る正統派カリグラフィーイタリック。実に真面目でクラシック、カリグラフィーのお手本になりそうなスタンダードな書体である。Hermann Zapf やWerner Schneider の書体を参考にしたとあるが、全然そんな個性的な感じはない。ウェイトがやや細めなのが今っぽいだろうか。グリフ数が300ほどの Std と800近い Pro があり、当然 Pro の方がスワッシュオルタネートやリガチャーが豊富。Adobe な人は Pro を買えばいいだろう。1ウェイト。

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Design Date
2021
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Kaiser Fruktur

奇をてらったところがない、正統派のフラクトゥール(Fraktur: ドイツでよく用いられていたブラックレターの一種)。15世紀ドイツのカリグラファー、Johann Neudörffer(ぜひリンク先をご覧あれ)と Leonhard Wagner の書体を参考にしたとある。大変真面目な感じのするフォントで、すごくかっちりしていてカッコいい。スワッシュオルタネートはあるが、それでさえ遊んでいる感じは薄く、作者はマジメなんだろうなぁと思う(笑)。普通にカリグラフィーの手本になる素晴らしい出来。1ウェイト。

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Design Date
2019
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Popvlvs

新年一発目、本日は毎年「なんじゃそら」と言っている『石の日』なので、御大 Sumner Stone の書体を紹介。碑文系の堂々としたローマンディスプレイ。E や F は幅を細く、W は堂々と幅広くと、碑文系のお約束をきちんと踏襲している堂々としたローマンである。小文字がちゃんとあるところがニクイ。1ウェイトしかなくオルタネートなどもないが、スタンダードで使いやすいと思う。イタリックもあり。名前の v は u として読んで Populus。昔は U がなく V がウ音を表しており、今でもそのように利用している例としては BVLGARI(BULGARI)が有名だろう。populus の意味はポプラの学名、もしくはラテン語で「人」。

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Design Date
2013
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Chartre

骨格はクラシックながら現代風味も加味した高級感のあるフレアセリフ。コントラストの弱いほぼモノラインに近いウェイトで、セリフは大きなウェッジ型だがほぼフレアセリフと見ていいだろう。一部ボウルなどが欠けており、ステンシル風味もあるのだが、骨格がスタンダードでエレガントな雰囲気を持つ。やや男性的かなという感じ。高級感を出したいがあまり古さを出したくない、というような時に良いと思う。小さく使ってもかすれないので、スマホで見る事が多い昨今、ロゴにもいいだろう。イタリックもあり。1ウェイト。

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Design Date
2018
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