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Tag: #formal

Rexton

Rexton

シンプルでスタイリッシュなディスプレイサンセリフ。大文字のみでやや幅広、字間も広めに設定されており、Sackers Gothic のようないわゆるカッパープレートゴシック風味を持っている。オルタネートどころかスモールキャップスすら持っておらずかなり潔い。その分シンプルで扱いやすいだろうが、かっこよく使うには結構センスがいる。腕試しにいいかも。6ウェイトとウェイトは多め。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Anziano Pro

Anziano Pro

クラシカルな正統派本文用オールドスタイルローマン。作者がスウェーデン語版の『指輪物語』初版を購入した際、Berling で組まれた本文を見て感動して制作したとの事。Berling の(おそらく)ベースとなった Weiss も参考にしたとある。セリフがやや小さめで太く、また J や R のテーパードになっているところも少し太めで丸く処理されており、小さな本文サイズでチカチカしないようにという配慮だと思われる。また画像にあるようにルネサンス風のオーナメントも付属しており、全体的にホントにクラシカル。ウェイトは2ウェイト、しかも Bold にはイタリックもない、という完全に書籍本文を意識したセットとなっている。

Category(s)
Design Date
2021
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Publisher

Copperplate New

Copperplate New

Frederic Goudy の名作書体のリファイン。古典的名作のセリフドゴシック Copperplate Gothic のファミリーを拡張したもので、ウェイトが7つ、字幅が5種あり、それぞれの字幅のストロークに線が入った Inline と、影が付いた Shadow が1ウェイトずつで全45種、さらには全スタイルにバリアブルタイプもある。グリフに関しては特に拡張は見られないが、ウェイトと字幅にこれだけバリエーションが増えるとあれこれ使いやすいではあるだろう。とはいえ、個人的にはスタンダードな字幅が一番「それっぽい」のでそれしか使わない気がするけど(笑)。

Category(s)
Design Date
2019
Publisher

Arno Pro

Arno Pro

本格正統派本文用オールドスタイルローマン。15~16世紀イタリアのルネサンス期の書体を元にしたそうで、これぞヒューマニストオールドスタイルというような王道の書体である。字種がハンパなく多く、ギリシャ文字やキリル文字は当然のこと、複雑な記号を要するものも幅広くカバーしており、オーナメント類もあって総グリフ数は2800を超える。イタリックは通常のもののほか、かなりカリグラフィックに寄ったスタイルもオルタネートにある。オプティカルファミリーで5種に分かれており、それぞれ3ウェイト(Display のみ4ウェイト)ずつで計32種。個別購入できる他、Adobe Fonts でも配信中。ちなみに名前の「アルノ」は、イタリアのフィレンツェにある川の名前。中西アルノって歌うまいよね…。

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher

Classique

Classique

名前の通りクラシカルなスコッチローマン。18世紀の書体見本を参考に制作されたそうで、コントラストの強いオールドスタイルで、ベースライン上のセリフがぐっと反っているのが特徴。ティアドロップの付いた繊細なスワッシュオルタネートを多数持っており、往時の雰囲気を再現できるようになっている。オプティカルで、レギュラーの他やや太めの Text、コントラストがさらに強くなった Display がある。それぞれ5ウェイトずつで計30種。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher

Snell Roundhand

Snell Roundhand

定番カッパープレートスクリプト。17~18世紀英国のカリグラファー、Charles Snell の筆致を元に制作された書体で、 George Bickham の Bickham Script、George Shelly の Shelley Script と並ぶ名作である。他の2書体に比べゆったりとしたカーブが特徴で、ラウンドハンドの名にふさわしいスタイルとなっている。が、人気がないのかこれだけ Pro 版になっておらず(笑)、オルタネートがないのが残念。まあでもその分使いやすくはある。3ウェイトあって、かなり太い Black があるのがちょっとめずらしい。

Category(s)
Design Date
1965, 1990
Publisher

ITC Galliard

ITC Galliard

やや刺々しい印象の端正な名作ローマン。16世紀フランスのパンチカッター、ロベール・グランジョン Robert Granjon の書体を元にしたトランジショナルローマンで、やや強めのコントラストと鋭いセリフが特徴的で、特にイタリックはシャープな印象が強い。なので、ツルツルなものよりは風合いのある紙に印刷した方がいいのかなという印象がある。長文も組めなくはないが、端物の方が似合うだろう。本日はガリレオ・ガリレイの誕生日らしいので、名前が似てるこちらを紹介してみた(笑)。4ウェイト。

Category(s)
Design Date
1978, 2001
Designer(s)
Publisher
ITC

Adobe Jenson Pro

Adobe Jenson Pro

ヴェネチアンタイプの代表格(といってもあんまり種類はない・笑)。Venetian(ヴェネチア風味の)と呼ばれるタイプのローマンで、特徴としては小さなxハイト、弱めのコントラスト、全体的にカリグラフィー風味があり e のバーが斜め、などがある。15世紀フランスのタイプデザイナー、ニコラ・ジェンソン Nicolas Jenson の書体を元にデジタル化したもので、同様の書体に Centaur などがある。大変シックでクラシカルなので、フォーマルな文書や古典文学などに良いかと思う。オプティカルになっており、本文用の他にキャプション用の Caption、見出し用の Display、小見出し用の Subhead がそれぞれ4ウェイトずつで計32種。個別購入できる他、Adobe Fonts でも利用可。
…しかし「ヴェネチアンタイプのローマン」って変な表現だよね…。

Category(s)
Design Date
1995, 2012
Publisher

ITC New Baskerville

ITC New Baskerville

トランジショナルローマンの代表格。18世紀英国のタイプデザイナー、ジョン・バスカーヴィル John Baskerville (1706-1775) の書体を元に制作された。オールドスタイルとモダンの中間の過渡的な(transitional)スタイルのローマンで、オールドスタイルに比べてコントラストが強く、セリフは細くてブラケットが小さい。生まれた英国ではあまりウケが良くなく、アメリカで好まれたようである。この Baskerville も多数のファウンダリーが制作しており、かなりのバリエーションがあるが、この ITC のものが比較的スタンダードらしい。4ウェイト。Adobe Fonts では URW と ParaType の Baskerville が利用可能。ちなみによく「トランジショナル」を「トラディショナル traditional(伝統的な)」と間違える人がいるので注意。

Category(s)
Design Date
1982
Publisher
ITC

Bustra Script

Bustra Script

非常に繊細で優雅なカッパープレートスクリプト。めずらしく9ウェイトもあるスクリプトだが、一番太くてもなかなかに細く、まるで床に落ちた髪の毛のよう(例え方…)。xハイトが結構大きく、グリフを視認できさえすれば(笑)読みやすくはある。スワッシュオルタネートはかなりあるようで使い出があるだろうが、カリグラフィーの知識がないとセンスよく使うのはなかなか難しい。がんばってみて欲しい。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher
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