今日が11月初営業日なのでこちら。かなりラフなシグネチャースクリプト。結構ガチャガチャした書体でグリフも安定しておらず、横ではなく縦に荒れて心電図のようで、あんまり魅力的には見えない(失礼)のだが、リガチャーが100種以上もあってバリエーションは割と豊富。というぐらいだろうか…。今年もあと2ヶ月を切った。名前の通り Oh という感じだがやり残しのないよう頑張りましょう。
Category: Script
レトロでチャーミングでエレガントなスクリプト。名前の通り細いリボンのようなストロークが特徴的なスクリプトで、20世紀中頃までに登場した活字タイプのスクリプトにこのようなものがあったが、それらは文字同士のコネクションが取られていなかった。この書体は普通のスクリプトのようにちゃんと繋がっている。全体的にややコンデンス気味で、xハイトが大きめなのも気取りすぎておらず可愛らしい。スワッシュオルタネートは豊富にある模様。年末のプレゼントシーズンにいかが。1ウェイト。
レトロアメリカンテイストのレタリングスクリプト。太めのブラッシュスクリプトを模したレタリングによるスクリプトで、ミッドセンチュリー感のあるボテっとした風合いが特徴。ちょっとしたスワッシュが付いたオルタネートが大量にあり、手書きとは逆の左向きのストロークが多いのがレタリングの面目躍如という所である。リガチャーもちょこちょこあり。異次元の活躍を見せるオオタニサンに敬意を評し、メジャーでもよく見るこのタイプのスクリプトを紹介してみた。
ダイナミックながら読みやすいシグネチャースクリプト。素早くややコントラストの付いたストロークで書かれており、大文字は見ての通り結構ダイナミックだが、小文字はグリフがさほど崩れておらず可読性は良好。F が筆記体特有の逆向きなのが読みづらいが、大文字さえ読めればなさほど苦も無く判読できる使い勝手の良い書体だろう。大文字にはオルタネートがないが、小文字にはリガチャーが少々。大きな t を含んだリガチャーが多数あって、スペルにあると目を引くアクセントになると思う。傾きの強い Italic と2スタイル。
ヴィンテージ感あふれるイタリックディスプレイ。カリグラフィースクリプトっぽい大文字と活字イタリックっぽい小文字のセットで、アウトラインがインキが滲んだようにポタッとしていて古めかしい。xハイトが割と大きく、デコラティブなのは大文字だけなので結構読みやすい。オルタネートもないのでこの手としてはシンプルで素直な書体である。スタイルが2種あって、アウトラインがさらに滲んだ Round があり、それぞれに Bold と2ウェイトずつ。
クラシカルでデコラティブなカッパープレートスクリプト。古典的なグリフ本体にくるくるとカールする大きなスワッシュが特徴的な書体で、大変優雅かつ気取りすぎずかわいらしさもある。総グリフ数は600強と最近の書体としては普通。こういう書体を使う時オルタネートで思う存分遊びたくはなるが、ぶつかることも多いので注意とセンスが必要ではある。レギュラータイプと傾きが強くなった Italic の2スタイル。
本日より9月(ひでぶっ)ということでこちら。ゆったりフェミニンなモダンカリグラフィースクリプト。大文字がかなり大きく、アセンダーとディセンダーも長いので、かなりゆったりしたストロークで柔らかい雰囲気を持っている。というぐらいしか特徴はないよくある書体である。オルタネートはまったくない模様。ただいま20%オフセール中。
読めるかどうかギリギリのシグネチャースクリプト。これまでこのタイプは数々紹介しているが、ここまでグリフが崩れているのは珍しい。ミミズがのたくったようなゆるゆるのストロークで可読性は最低(笑)。まあ本来のシグネチャーぽさがあると言えばあるだろうか。コントラストはなくモノラインタイプ。小文字にはリガチャーがそれなりにある。やや傾きが強くなった Italic と2種。
これまた変わったスタイルのカリグラフィーイタリック。一見カッパープレートにしか見えないほど繊細なストロークを持った書体だが、コントラストの付き方やループやコネクションがないところから一応イタリックに分類できるだろうかという感じ。通常は滑らかにするカーブの一部がぎこちなく折れ曲がっていて非常に個性的。大文字のスワッシュオルタネートにはカッパープレートのスタイルをふんだんに取り入れている。とにかくなんかすごく新しいステキな書体。1ウェイト。
本日は「シュレーディンガーの猫」でお馴染み(馴染んでるか?)、ノーベル賞受賞物理学者エルヴィン・シュレーディンガー Erwin Rudolf Josef Alexander Schrödinger の誕生日(1887)なのでこちら。カジュアルなシグネチャースクリプト。「シュレーディンガー」の名を冠してはいるが、当人とは無関係な模様(笑)。「パイロットのハイテックC(HI-TEC-C)というボールペンで書いた」と作者は述べている。大文字のストロークの一部が二重になっているのが特徴。大文字にオルタネートはないが小文字には160種ほどのかなり多くのリガチャーがあって、文字組のバリエーションが楽しめるようになっている。あと変わってるのがハート型のスワッシュが10種ほどある。何に使うのかは不明。1ウェイト。













