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Tag: #calligraphic

Fabejan

Fabejan

またまた流行りのヤツを紹介。ローマンとカッパープレートスクリプトのコンバイン書体。ローマンの方は繊細かつ幾何学的で、システマチックな感じがするが、対象的にスクリプトは見ての通りくるくる回ってスワッシュも優雅である。オルタネートやリガチャーは皆無なのが潔い。発表が約2年前と結構前で、今のブームとは関係ないっぽい。先見の明があったという事だろうか。小文字はなく1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2022
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Publisher

Turquoise Sans

Turquoise Sans

高級感のあるローマンキャピタル系ディスプレイサンセリフ。2015年に紹介したセリフ書体の Turquoise のサンセリフ版で、実に9年ぶりに親戚ができた模様。元の平筆で書いたローマンキャピタルからセリフを取り除いた、という感じの書体で、元々がステムがくびれており、おかげでフレアセリフのようになっている。ゴージャスな雰囲気はそのままに、今っぽく仕上がっていると思う。もちろんスワッシュオルタネートは健在。今回はステムの一部が抜けたインライン版もファミリーに追加された。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2024
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Le French Baguette

Le French Baguette

本日『フォントの日』らしいのだが、だからといってこの日にふさわしいフォントとか別にないので、普通に目についたものを紹介する(笑)。フレンチカジュアルのかわいらしいカリグラフィースクリプト。いわゆるイタリックをだいぶカジュアルに崩したもので、大変かわいらしく仕上がっている。コントラストはかなり弱く、メタルペンではなくマーカーで書いたかのよう。グリフはひょいひょいと軽快ながら、あまり崩れてはおらず読みやすい。フォントもそうだが、プレゼンに使用しているイラストと非常によくマッチしているので、販売サイトの方でご覧になっていただきたい。ちなみにいわゆるフランスパンの「バゲット」は長いものだけをそう呼び、短くなると「バタール bâtard」と呼び名が変わるので注意。1ウェイト。

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Design Date
2024
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Publisher

Arno Pro

Arno Pro

本格正統派本文用オールドスタイルローマン。15~16世紀イタリアのルネサンス期の書体を元にしたそうで、これぞヒューマニストオールドスタイルというような王道の書体である。字種がハンパなく多く、ギリシャ文字やキリル文字は当然のこと、複雑な記号を要するものも幅広くカバーしており、オーナメント類もあって総グリフ数は2800を超える。イタリックは通常のもののほか、かなりカリグラフィックに寄ったスタイルもオルタネートにある。オプティカルファミリーで5種に分かれており、それぞれ3ウェイト(Display のみ4ウェイト)ずつで計32種。個別購入できる他、Adobe Fonts でも配信中。ちなみに名前の「アルノ」は、イタリアのフィレンツェにある川の名前。中西アルノって歌うまいよね…。

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher

Treifany

Treifany

カリグラフィー風味がコンバインされたディスプレイローマン。コントラストの強いモダンローマンをベースにカリグラフィックなテイストが加味されており、見ての通りスワッシュオルタネートやリガチャーが多数用意され、多種多様な文字組が楽しめるようになっている。やや太めのウェイトなので、エレガントさよりゴージャス感がちょっと強いかなという感じ。あとやや東寄りのテイストがあるだろうか。オブリークタイプと2種あって2ウェイト。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Snell Roundhand

Snell Roundhand

定番カッパープレートスクリプト。17~18世紀英国のカリグラファー、Charles Snell の筆致を元に制作された書体で、 George Bickham の Bickham Script、George Shelly の Shelley Script と並ぶ名作である。他の2書体に比べゆったりとしたカーブが特徴で、ラウンドハンドの名にふさわしいスタイルとなっている。が、人気がないのかこれだけ Pro 版になっておらず(笑)、オルタネートがないのが残念。まあでもその分使いやすくはある。3ウェイトあって、かなり太い Black があるのがちょっとめずらしい。

Category(s)
Design Date
1965, 1990
Publisher

Bustra Script

Bustra Script

非常に繊細で優雅なカッパープレートスクリプト。めずらしく9ウェイトもあるスクリプトだが、一番太くてもなかなかに細く、まるで床に落ちた髪の毛のよう(例え方…)。xハイトが結構大きく、グリフを視認できさえすれば(笑)読みやすくはある。スワッシュオルタネートはかなりあるようで使い出があるだろうが、カリグラフィーの知識がないとセンスよく使うのはなかなか難しい。がんばってみて欲しい。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher

Shelley Script

Shelley Script

古典的カッパープレートスクリプトの定番書体。18世紀英国のカリグラファー、George Shelley の筆致を元に制作されたもので、均整の取れたベーシックなグリフをしており、非常に真面目な感じのする書体である。元々は Andante, Allegro, Volante の3種があり、順にグリフが派手になっていくようになっていたが、OpenType Pro 版になってひとつに統合され、アプリ側の異体字切り替えで対応するようになった(ちなみにアンダンテ、アレグロ、ヴォランテはクラシック音楽を嗜んでいる人にはお馴染みの用語である)。
最近はもっと派手なスクリプトも多くなり、この辺をあえて選ぶ機会もあまりないだろうが、定番なので知っておいてもいいだろう。1ウェイトのみ。キリル文字対応版もある。

Category(s)
Design Date
1972, 1989
Publisher

Snowflake

Snowflake

カジュアルなモダンスクリプト。まあ最近よく見るタイプの書体で、ややコントラストのあるストロークでグリフはゆったりしている。サイズや傾きは一定していないが、ストロークが優しいためそんなに乱暴な印象はなく、また崩れてもいないので読みやすい。オルタネートがまったくないのが残念だろうか。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Woliday

Woliday

ブラックレターベースのホリデーディスプレイ。ベースになっているブラックレターの種類ははロタンダだろうか、華やかでデコラティブな大文字が特徴で、この時期にぴったりな書体である。小文字が結構簡素なので(笑)、大文字の使用は必須だろう。インラインが入っていてきらびやか。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher
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