クラシカルでフェミニンなカリグラフィーイタリック。通常のスクリプトかと思いきやコネクションが取れておらず、活字のイタリックをカリグラフィックにしたような、双方をコンバインしたテイストの書体である。オルタネートはそれなりにある模様。変わってるのがファミリー展開で、ほんの少しだけウェイトや傾き具合を変えたバリエーションがあり、それぞれ3種ずつの組み合わせで全部で9種類となっている。名前は「私をトスカーナへ連れてって」という意味。
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本日は七夕という事でこちら。織姫ことベガ(こと座一等星)の名を持つモダンカリグラフィースクリプト。よくあるスタイルの書体だが、他に比べてややコントラストが強くグリフもかっちり目だろうか。大文字にはオルタネートがないが小文字には大量にあり、中には画像のようにスワッシュの先にハートのような飾りが付いたものがある。リガチャーも20種ほど。1ウェイトのみ。
繊細なローマンディスプレイ。コントラストの弱いライトウェイトのクラッシーな書体で、大きなフローリッシュの付いたオルタネートが特徴的。多くの字にこの8の字ループのあるフローリッシュ付きのオルタネートがあり、ほか多くはないがリガチャーもある。グリフはほぼスタンダードで変形はしておらず、カウンターが大きめでゆったりしてる。全体的に優しめな雰囲気の書体。1ウェイト。
優雅でかつ可愛らしいカッパープレート?スクリプト。一見クラシカルなカッパープレートのようでちょっと違う、活字イタリックとのハイブリッドのような書体でなかなかおもしろいスタイル。めずらしくxハイトが大きく、またカウンターも広めでゆったりと横幅があり、それが気取りすぎず可愛らしさを醸し出している。カッパープレートのエレガントさはちゃんと保っているので、招待状などにも使えると思う。やや傾きが強い Italic と2スタイルで2ウェイト。
本日はメシエ・カタログで有名なフランスの天文学者シャルル・メシエ Charles Messier の誕生日(1730)という事でこちら。「賑やかな星雲」という名のディスプレイ。ベースはモダンローマンで、見ての通りオルタネートにグニョっと変形したグリフを持っている。が、それほど多くはなく、リガチャーもたったの2つという寂しい書体である(笑)。雰囲気はやっぱりフェミニン。1ウェイト。
久々に紹介するクラッシーな変形ディスプレイローマン。通常この手の書体は背の高いプロポーションをしているが、こちらは幅広でやや正方形に近く、気取りすぎていないのが特徴。デフォルトでは結構スタンダードなグリフをしているが、オルタネートやリガチャーには見ての通りちょっと変わったものが多い。雰囲気はやっぱりフェミニン。画像には大文字しかないが小文字もあるのでご安心を。1ウェイトのみ。
本日『傘の日』だそうなのでこちら。一昨日も紹介してしまった(笑)モダンカリグラフィースクリプト。まぁあんまり違いはない(暴言)。こちらの方がより力の抜けた感じがするかなぁというぐらい。全国的には梅雨に突入したようだが、沖縄はなんと通年より2週間以上も前倒しで梅雨明けしたっぽい。記録的な短さだったようだ。まだセミは鳴いてないが、夏は始まってしまった。あーあ。1ウェイト。
優雅なフレアセリフディスプレイ。化粧品のロゴによくありそうなコントラストの付いたサンセリフで、ストロークの端がやや広がってフレアセリフタイプとなっている。変わったリガチャーやオルタネートはなく、最近としては大変素直なグリフ構成である。代わりと言ってはなんだがコントラストがやや弱まった小見出し用の Subhead、さらに弱まった本文用の Text があり、それぞれに9ウェイトある。が、イタリックがないのであんまり本格的な長文には向かない。元は普通のジオメトリックサンセリフの Circe で、端が丸くなった Circe Rounded、大きなセリフが付いた Circe Slab の3種があったが、この度このファミリーが追加になった。名前のキルケーはギリシャ神話に登場する魔女のこと。ただいま50%オフセール中。
レトロエレガントなモダンローマンディスプレイ。かなり字幅の狭いモダンローマンをベースに、くるくるしたカリグラフィックなスワッシュオルタネートが多数あるディスプレイで、アップライトもあるが、画像のようにイタリックをスクリプトのように使うとより効果的だろう。テイストはとてもレトロかつエレガントでかわいらしい。2スタイルパックでも $19(2,800円ぐらい)と大変お買い得。
レトロエレガントなイタリックディスプレイ。優雅でかつかわいらしい繊細な書体で、雰囲気は大変レトロチック。一部の文字にはスワッシュオルタネートやリガチャーがある。フィルに2種類あって、通常のソリッドなものと、ステムがいわゆる袋文字になった Outline があり、後者はよりレトロな雰囲気が強い。スクリプトといってもいいぐらいのスタイルの書体だが、そもそもイタリックはスクリプトを模しており、なんのこっちゃかよく分からない(笑)。1ウェイトのみ。