ヴィクトリア朝スタイルのデコラティブなディスプレイ。セリフがタスカン(魚尾型)の植物的なニュアンスがふんだんに施されたディスプレイで、往時の雰囲気満載のレトロな書体である。レイヤードになっており、インラインやシャドウスタイルのものを重ねて色分けすることでアレンジでき、かつオーナメント類も付属しているので、好きなだけデコる事が可能。小文字はなくスモールキャップス。1ウェイト。
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ヴィンテージ感あふれるヴィクトリア調ディスプレイ。タスカン(魚尾風セリフ)を持つモノラインの書体で、スワッシュオルタネートやリガチャーを多数持っていて大変レトロ。レイヤードになっており、フィルが変わっていたりやシャドウが付いたりしたものが8種あって、それらを自由に重ね合わせる事で様々な表情を作ることが可能。色を変えると更にバリエーションが広がる。大文字のみでスモールキャップス。
ちらほら話題になってきてる紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)の名前にちなんでこちら。2日続けてヴィクトリア朝時代によく見られたタイプのデコラティブなディスプレイ。ちょっとアール・ヌーヴォー風味もあるだろうか、植物的なニュアンスを多分に含んだオーガニックなタイプである。あちこちくるっとカールしていてレトロでかわいらしい。結構読みづらいのでやっぱりロゴやタイトル向きだろう。2ウェイト。
ヴィンテージ感あふれるデコラティブなディスプレイセリフ。19世紀頃、ヴィクトリア朝時代によく見られたスタイルで、ストロークの端に植物的なニュアンスのある装飾が施されたディスプレイである。小文字はなくスモールキャップスで、こちらはスタンダードなグリフをしているが、大文字はデコラティブでかつオルタネートがあり、単調にならないよう工夫されている。またレイヤードになっており、フィルやシャドウが違うスタイルが10種類もあって、色を変えて重ね打ちする事で様々なバリエーションが作れる。ほかオーナメントも付属。
なんつって分類していいかよく分からないヴィンテージ風味のあるディスプレイ。アール・ヌーヴォーまたはヴィクトリア朝風味のあるデコラティブなイタリックをベースに、ハデハデなスワッシュやリガチャーが多数用意された書体で、レタリングスクリプトの風味もあるせいか、レトロというかヴィンテージ感と、どことなく暑苦しくてアメリカンサマーな感じもあるかなという印象。6ウェイトあるが、ウェイト差はかなり微妙で、ほぼ誤差である(笑)。白抜きにしたりサイズが小さくなったりする時に微調整で使うようになっていると思う。名前の entangled は「もつれる・絡まる」といった意味。
スパイキーなセリフを持ったディスプレイローマン。コロッとしたプロポーションではあるが変わったグリフが多く、またセリフがストロークに対して直角に付いていたりしてかなりおもしろい書体である。スモールキャップスで小文字はないが、オルタネートやリガチャーが多く、バリエーション豊かな文字組みが楽しめる。雰囲気的にハロウィンに使えそうなので紹介してみた。全体的には Mason に似てる書体。名前は蒸気機関の発明者、トーマス・ニューコメン Thomas Newcomen から取ったそうな。4ウェイト。
レトロなアール・ヌーヴォーまたはヴィクトリア朝風のディスプレイデュオ。植物的なオーナメントの付いたデコラティブなローマンと、やや平たい太めのセリフドゴシックのセットになっている。ローマンの方はスワッシュオルタネートも用意されているようで、凝った文字組みが可能。セリフドゴシックの方は一見サンセリフだが、拡大しないと判らないぐらいに小さなセリフが付いている。こちらもちょっぴり植物的なニュアンスがあり、ローマンの方との相性は良い。ちなみに本日は『シャーロック・ホームズ』の作者、コナン・ドイル Sir Arthur Ignatius Conan Doyle の誕生日(1859)ということでこの書体を選んでみた。
昨日と今日(5.8, 9)の2日間で「こはくの日」だそうなのでこちら。かなりヴィンテージ感の強いディスプレイ。ヴィクトリア朝時代に流行ったようなデコラティブなディスプレイで、ほぼモノラインのストロークにセリフはタスカン(魚尾風)。曲線や小さなトゲなど、全体的に植物的なニュアンスが加わっている。大文字にはちょっとしたスワッシュの付いたオルタネートあり。名前の通り、古いウイスキーのラベルなどに使われてそうである。この手としては珍しく7つもウェイトあり。
ヴィクトリア朝風味あふれるゴシック/ブラックレター。Old English スタイルのだいぶ時代が下った頃のタイプで、かなりデコラティブ。カリグラフィーの要素が入っており、スワッシュオルタネートやリガチャーがかなり豊富で、バリエーション豊かな文字組みが楽しめる。クリスマスにもよろしいかと。1ウェイトのみ。
ヴィクトリア朝風味のデコラティブなイニシャルディスプレイ。タスカン Tuscan というセリフが魚尾状に二股に分かれたスタイルで、植物を模した装飾が施されている。全部一体となった Initials の他、文字本体のみの Caps、枝と葉っぱの Branches、つぼみだけの Buds、文字の中にある点だけの Circles と分かれたタイプもあり、これらを色分けして重ね打ちする事も可能。装飾がなく小文字も加えた Regular もあるが、それだけでもなかなかにデコラティブ。