鋭く冷たい感じのするトランジショナル(モダン?)ローマン。サンプルイメージからはスクリプトに見えるだろうが、イタリックにスワッシュの付いたオルタネートがあるというだけ。1943年にスウェーデンの Akke Kumlien というタイプデザイナーがデザインした書体のデジタル版だそうである。小文字の縦のステムに付いたセリフが斜めに鋭く尖っているのが特徴。ディセンダーは短く、カウンターも大きめに取っていてシルエットとしては若干丸っこいが、セリフの鋭さがそれを感じさせない。Didotのように大文字だけで組んでも結構キレイ。ディスプレイとして使うといいだろう。アップライトは3ウェイトあるほか、コンデンス体もある。イタリックは1ウェイトのみだが、前述したようにスワッシュオルタネートがある。
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Design Date
2011
Designer(s)
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