奇抜なグリフのセリフドゴシック。以前にも Baroque Grotesk という書体を紹介したが、そのファウンダリーからまた似た書体が出た。バロック調セリフとモダングロテスクのブレンドとあるが、このヒトにはバロック書体がどのように見えてるのだろうか(笑)。何が勝者(winner)なのかもよく解らないが、ともあれ面白い書体である。変わりダネグリフは大体オルタネートだが、S はデフォルトでカーブが4回というヘビがにょろついたようなのが採用されている(なぜだ)。大文字にはリガチャーが多数。9ウェイトあるところも珍しい。