久しぶりに出た超ビッグファミリー。なんと100種類を誇る大所帯書体である。サンセリフとセリフがあり、それぞれにコントラストの強弱があり、さらにそれぞれに字幅が5種ある。サンセリフはネオグロテスクタイプで、Low はほぼモノラインだが、High の方はかなりコントラストが強く、モダンローマンのセリフが取れた感じになっている。セリフの方はトランジショナルタイプで、Low と High の差はそれほどでもなく、オプティカルの本文用と見出し用程度。字幅は細い方から Compressed、Condesnsed、無印(通常幅)、Extended、Expanded がある。さらにそれぞれに5ウェイトで、2 × 2 × 5 × 5 で計100種。これだけあってなぜにイタリックがないのかは不明(笑)。