『令和』ネタ第二弾。といっても名前がレイっていうだけの、システマチックなモダンローマン。手書きの柔らかさを極力排除したような、ややジオメトリックと呼んでもいいようなカッチリした骨格とアウトラインで構成されてはいるものの、そこまで幾何学的でもなく、字としての破綻はない。b や q のボウルが閉じてない、f のアセンダーがえぐれている、y の左のストロークがベースラインで裁ち落とされてる、i のドットが真四角などなど、所々ちょっと変わったグリフが特徴的。アセンダーとディセンダーは短く、行間を詰めてもさほど問題ない。コントラストは弱く、本文向きだろう。名前の頭のハイフンは必須(笑)。5ウェイト。ただいま50%オフセール中。