ちょっと変わったデザインの本文用オールドスタイルローマン。この辺は正直間違い探しレベルで、詳しくない人が見ても「どこが違うねん」ではあるかと思うが、セリフの形が変わってて結構面白い。グリフもややシステマチックで堅い感じはあるのだが、長文を組んでみると意外と柔らかい雰囲気があって驚きである。本文用なのでスモールキャップスがあり、数字もライニングとオールドスタイル、上付き下付き全部揃っている。イタリックはカリグラフィー風味が少々強めでクラシック。ひと目で気に入った書体である。作者はオランダで学んだメキシコ人女性だそうだ。4ウェイト。名前は何から取ったんかな…アイルランドに「タラの丘」という場所があるが、それ?