柔らかい雰囲気の読みやすいサンセリフ。ヒューマニストとネオグロテスクの中間といった感じのスタイルで、全体的に温かみを感じる優しい書体である。特にイタリックは傾きが弱く曲線が多用されていて大変ソフト。E/K/L/R にはレッグが伸びたリガチャーのオルタネートが多数ある。字幅に4種類あり、レギュラーの他、細めの Narrow、やや広めの SemiWide、広めの Wide があり、それぞれにイタリックがあって8ウェイトで合計64種と最近では珍しいビッグファミリーである。名前は英国の小さな町のことらしい。ベイクウェルプディングやベイクウェルタルトなどのデザートが有名である。「よく焼く bake well」という名前にふさわしい(笑)。