Fournier 風味のあるトランジショナルローマン。18世紀のバレンシア地方の金細工師、Peleguer Manuel という人が作りかけた(結局完成はしなかったっぽい)書体をデジタル化したものらしい。書体そのものもそうだが、オーナメント類を含めて同時代フランスの Fournier の影響が強く見て取れる。イタリックは、斜めのステムを持つ A や V、W などがステムの傾きを他の字と揃えてしまったために傾き過ぎになっている所とかがすごく当時っぽい。サンプルのようアップライトの r にのみスワッシュオルタネートがあり。アップライトのみ2ウェイト。