高級オフィスチェアで有名なハーマンミラーがロゴを変更したそうで、それに使用された書体を紹介。スッキリモダンなネオグロテスクサンセリフ。「Akzidenz Grotesk の記憶を Helvetica のフレームを通して現実化した」とある。なるほどそれらの遺伝子を受け継いでいるなと感じる書体だが、古さは感じずスッキリとしていてあくまでモダンである。可読性も大変良好。字幅に3種類あり、このレギュラーとコンデンスな Schmal、幅広の Breit がある他、モノスペースの Mono もある。それぞれイタリックもあって8ウェイトずつ。ファウンダリーはニュージーランドだが、書体名やファミリー名にドイツ語を使用しているところがリスペクトを感じる。
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みんな大好きジオメトリックサンセリフ。昔アメリカにあった Intertype という鋳植機(活字の鋳造と組版を同時にやる機械)を製造していた会社が1930年代に発表した Vogue という書体をデジタル化したもの。Futura や Kabel に対抗してデザインされたらしい。G のバーがやけに長いのと Q のテールが下部中央に突き刺さってるのと、? の字形がちょっと変わってる、という以外はまぁまぁ Futura かなーという感じ。7ウェイト。ただいま80%オフセール中。