明日1月28日は印刷史に名を残す18世紀英国のプリンター、John Baskerville の誕生日。というわけでトランジショナルローマンの代表格である Baskerville を紹介。いくつかのファウンダリーから様々なバリエーションの Baskerville が出ているが、これが一番出来が良いかなと思う。招待状やディプロマ等で全然使えそうなほど、大変クラシックで堂々としており、さすが Original をうたうだけはある。筆者はオリジナルを知らないが(笑)、まぁそうなんだろう。本文用の 10 とディスプレイ用にウェイトの軽くなった 120 があり、それぞれに3ウェイトずつあり、当時風のオーナメントもグリフの中にある。また恐らく当時はなかったろうが、この書体ではギリシャ文字とキリル文字をサポートしている。じゃあオリジナルちゃうやんとかいうツッコミは野暮。