ちょっと変わりダネのコンバイン書体。カッパープレートスクリプトとモダンローマンのコンバイン書体は本ブログでいくつか紹介しているが、こちらはなんとぶっといサンセリフとスクリプトのコンバイン。こんなに違和感満載の混合もめずらしい(笑)。まあでも同じようなのを量産するよりはいいのかもしれない。スクリプトがサンセリフを侵食してしまっているリガチャー(画像のLE参照)がいくつかある。フィルがソリッドなものとアウトラインの2種がある。名前は「自己愛」「自己肯定感」などの意味だそうだ。
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本日は画家ルーベンス Peter Paul Rubens の誕生日(1577)。ルーベンスといえば「フランダースの犬」、という事でネロの名を持つ書体を紹介。ボールドウェイトのおもしろ変形ディスプレイ。ちょっとだけ風変わりな太めのサンセリフをベースに変わったリガチャーとオルタネートがあり、おもしろい文字組が楽しめる。リガチャーやオルタネートはさほど多くはないが、元々がちょっと変わってるので普通に組んでもおもしろいだろう。ストロークの端が丸くなった Rounded と2種のスタイルがある。キリル文字もサポート。1ウェイトのみ。ちなみにネロの本当のスペルは Nello である…(笑)。