本ブログでは名前だけちょいちょい出ていた、古い名作定番スクリプト。丸筆でさっと書いたような筆致で、画家のサインのような雰囲気がある。小文字は綺麗に繋がっているが、f や g など一部見慣れない字形があって、人によってはちょっと読みづらいかもしれない。大文字はいわゆるほぼブロック体のようなグリフなので、スクリプトにしては珍しく大文字だけで組んでも特に問題ない。全体的にカジュアルなフレンチ風味があるので、パティスリーやブーランジェリー、ビストロなどによく似合うと思う。1ウェイトのみ。
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視認性の良いネオグロテスクサンセリフ。ギュンター・ゲラルド・ランゲ Günter Gerhard Lange とロジャー・エクスコフォン Roger Excoffon の書体にインスパイアされたとある。ランゲは Akzidentz Grotesk の作者なので分かるが、エクスコフォンの方は Mistral や Choc などのスクリプトで有名で、どの辺に影響受けたのかはよく分からない。一応 Antiqua Olive とかあるようだが…まあいいや。ややコンデンス気味で字幅が狭い上にxハイトがかなり大きく、どうもサイン用途向けに制作されたようで、グリフにも丸数字や矢印が多く、デモ画像にも空港のサインなどがある。なんとなくほんのり手書きのニュアンスが残っており、ちょっと温かみがあるだろうか。ストロークの端はフレア気味になってるとのことだが、全然分からない(笑)。イタリックもあって6ウェイト。ただいま40%オフセール中。