今週末は母の日。いつもおいしいご飯を作ってくれる(くれてた)あなたの私の母に感謝を込めて、台所用品のイラストフォントを紹介。これで肩たたき券でも作ってプレゼントすれば喜ばれるんじゃなかろうか(そうか?)。おかあさんありがとう。
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ゴールデン第2弾(笑)。こちらはウィリアム・モリスのケルムスコット・プレスで使用された書体をデジタル化したものである。モリスやケルムスコットについては、死ぬほどうるさい人達がいると思うので詳しくはそちらに譲るが(笑)、簡単に説明すると、モリスは19世紀の英国人で、詩人で、デザイナーで、プロダクトプロデューサーで、社会主義の運動家で、まぁとにかくなんでも来いのスーパーマン。「近代デザインの祖」と呼ばれ、このヒトを知らないデザイナーはモグリだ(勝手に決めるな)。一般にはアーカンサス柄の壁紙で大変有名だが、我々書体ヲタクたちには印刷業の方で名を馳せている。自ら書体を設計、出版した『チョーサー著作集』は世界3大美書のひとつに数えられているほど。フォントメーカーのモリサワは、このケルムスコットの出版物を全種コレクションしている。うろ覚えだが、確かカリグラフィーをやってはエドワード・ジョンストンに影響を与えたり、叙事詩ベオウルフを現代語訳してはトールキンに影響を与えたりと、それぞれを別々に知ったのだが、私の趣味嗜好はなんだかこの人に集約している気がする。アイリッシュはどうだったんかな…。
ゴールデンウィーク真っ只中という事でGoldenな書体を(笑)。20世紀初頭に活躍し、PerpetuaやGill Sansなど数多くの名作を残した英国のタイプデザイナー、Eric Gillのデザイン。中でもこれはマイナーな方である(笑)。少々ヴィクトリア趣味の強い書体で使用するシチュエーションを選ぶとは思うが、まぁおもしろいんじゃなかろうか。あまりいいサンプル画像がなく、詳細は販売サイトなどで確認して欲しい。
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Optimaのようにステムに抑揚のある、ゆったりしたプロポーションのサンセリフ。製作年が1985年と古いので制作された経緯など詳細は不明だが、Fonts.comから「タイムセールしてるよ!」と知らせがあったのでご紹介(笑)。古くはあるがOpenTypeに焼き直されてて、スモールキャップスやオールドスタイル数字、スワッシュオルタネートなどを含んでいる模様。Bookのような細いウェイトを大きく使うと今っぽくていい感じだと思う。いかがでしょうか。名前はフランス語で「混合」の意。ローマンとサンセリフを混ぜた、という事なんだろう。
建国記念日という事で日本的なものをご紹介。小林章さんによるオーナメント。名前の通り、日本的な文様をフォント化したものである。松竹梅の他、牡丹や菖蒲、小林さん家の家紋だという「二つ松葉の丸に篠笹」などなど。青海波などの波模様は、そのままベタ打ちすればキレイなパターンが作れる。