本日はかなりの数の「◯◯の日」が制定されているが、無視して(笑)こちら。ギリシャ神話の神トート(10.10やんけ)の名を持つ書体である。文字の発明者ということなのでこれほどこのブログにふさわしい神はおるまい。かなり太めのセリフドゴシックといった感じで、レトロかつゲーム風味もあるかなという感じである。グリフは部分的にちょっと変わってるが概ねスタンダード。xハイトが意外と小さいのが珍しい。リガチャーやオルタネートはまったくなし。1ウェイト。
Search Results
ちらほら話題になってきてる紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)の名前にちなんでこちら。2日続けてヴィクトリア朝時代によく見られたタイプのデコラティブなディスプレイ。ちょっとアール・ヌーヴォー風味もあるだろうか、植物的なニュアンスを多分に含んだオーガニックなタイプである。あちこちくるっとカールしていてレトロでかわいらしい。結構読みづらいのでやっぱりロゴやタイトル向きだろう。2ウェイト。
またまたハロウィンにちなんでこちら。レトロ可愛らしいローマンディスプレイ。コントラストが低めの、腰の高さが上下どちらかに偏った変わったプロポーションのグリフに、くくっと反り返ったやや大きめなセリフが付いている。変形プロポーションが可愛らしさを、尖った大きなセリフがホラーっぽさを生んでおり、見事にハロウィンの雰囲気にマッチしている。このテの書体にありがちな、ステムを斜めにして上下にガタガタさせるという処理をしていない(笑)ところがオリジナリティがある。結構洗練されているので大人のハロウィンにどうぞ。1ウェイトのみ。