本日もブラックフライデーセールより。ラテンアメリカの香りがするレトロなミクスドディスプレイ。太めでややコンデンス気味のサンセリフと、それに小さなセリフの付いたセリフドゴシック、モノラインのカジュアルなスクリプトが含まれている。サンセリフとセリフドゴシックは大文字のみのスモールキャップスで、フィルにはバリエーションがあり、重ね打ちすることで様々な表情を生み出せるレイヤードスタイルになっている。この書体に似合う簡単なオーナメント類も付属。名前のタベルナはスペイン語で「居酒屋・バー」の意。決して「食べるな」と言ってるわけではない(笑)。ただいま50%オフセール中。
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レトロでコロコロしたかわいらしいローマン。Cooper や Windsor、Della Robbia などに似たディスプレイローマンで、セリフがボタっとして丸いのが特徴的。a や n の右のステムがちょっと斜めなのが変わってる。イタリックはないが、a、g、w などにイタリック風味のあるオルタネートがある。名前はチリにある地名らしい(チーズ〔リコッタ〕ではない)。欧米では最近こういうのが好まれるのか、この記事の投稿時点で MyFonts ベストセラー8位という人気の書体。7ウェイト。
セリフドゴシックのレイヤードディスプレイ。同じグリフでフィルのタイプが違うフォントを重ね打ちして彩るタイプの書体である。このテは必然的に太くないと効果がないので、やはりぶっとい。アメリカのグラフィックデザイナー、ハーブ・ルバーリン Herb Lubalin の書体にインスパイアされたものとのこと。フィルとシャドウのタイプが14種あって、2~3種重ね打ちすれば十分だろう。雰囲気は60’sアメリカン風だろうか。ちょっとレトロ。
珍しい丸スラブセリフ(?)。自分で gentle & elegant とか言ってるが、まぁその通りスラブセリフとしては本文用として十分耐えうるジェントルでエレガントな書体である。元々は Decour という普通のスラブセリフのセリフ部分の角を落として丸くしたもので、その辺が Soft なのだと思われる。Decour の方にはコンデンスタイプもあるが、こちらにはない。どちらでもお好きな方をドウゾ。7ウェイト。ただいま70%オフセール中。
ややエクステンドでスタンダードなサンセリフ。ややヒューマニスト寄りで(やや言い過ぎ)、a や g が2階建てになっている。「白」の名の通り、あまり主張しないシンプルで読みやすい書体。字種は残念ながら多くなく普通。9ウェイトあるが、一番重い Heavy はインラインタイプとなっている。サンプルイメージは IBM のロゴなどで有名で、世界中のグラフィックデザイナーに多大な影響を与えたポール・ランドの言葉。どう訳したらいいのやら(笑)。