シンプルで可読性の良いジオメトリックサンセリフ。xハイトがかなり大きく、ジオメトリックでありながら文字として無理のないグリフをしており、大変読みやすい。t のベースライン上のターミナルが大きくカーブしたり、G のチン(あご)がクロスバーとスパーがちゃんとある古典的な形をしてたりと、可読性に配慮していることがうかがえる。名前はフィンランド南部の島からとったそうな。イタリックもあって8ウェイトあり、バリアブルタイプも別にある。ただいま60%オフセール中。
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ジオメトリックだけどなぜかあまりそうは見えない本文用サンセリフ。ジオメトリックな書体は結構コリっとしてたりコロコロしてたりで特徴的なのだが、この書体はなぜかすんなり目に入ってきて奇抜なイメージはほとんどない。珍しくスモールキャップスがあり、キリル文字とギリシャ文字もサポートして、グリフ数は1300を超える。8ウェイトあり、さらにバリアブルタイプもあり。投稿時点でベストセラー第5位。ただいま65%オフセール中。
リバースコントラストのディスプレイサンセリフ。リバースコントラストとは通常とは太細の付き方が逆になってる、つまり縦線が細く横線が太くなっている書体のことをいう(ていうかさっきそういう呼び方を知った)。基本的にジオメトリックで、バリアブルになっており、ストロークの太さや字幅を(限度はあるけど)自由に設定して使用できる。新しいようでなんだかロシア・アバンギャルドというか東欧レトロな香りがするなと思ったら、作者はオーストリア人の模様。バリアブルなので1書体1万円程度とお高め。イタリックと2種。
読みやすく字種が豊富なジオメトリックサンセリフ。ちょっと幅広でxハイトの大きめなジオメトリックで、可読性は良好だが、k のアーム?がベースラインから伸びてたり、u にステムがなかったりちょっと変わったグリフがある。小文字にはこれまたちょっと変わったリガチャーが数種。キリル文字とギリシャ文字もサポートされ、総グリフ数は1300を超える。ウェイトが11もあるほか、バリアブルタイプもあり。
サンセリフとセリフのバリアブルフォント。通常バリアブルとはウェイトや字幅の変化を自由に設定できるものが一般的だが、これはなんとセリフの有無を設定できる。見ての通り、サンセリフから段々とセリフを生やす(笑)ことができるという変わりダネである。いろんな事を考える人がいるものだなと思う。Rotis の Semi Serif のように片方だけセリフを生やすとかできればもっとおもしろかったかも。ウェイトは Thin から Extra Bold 相当まで変化させることができるとのこと。キリル文字もサポート。イタリックあり。
2年前にリ・デザインされて発表された Helvetica Now に、バリアブルバージョンが追加された。元はオプティカルで3種類あり、かつ字幅も Condensed と2種類あったが、それらに加え更に Compressed も追加してひとつのフォントに押し込めたらしい。オプティカルがどうなっているのかちょっと不明だが、恐らくサイズによってデザインが変わってくるのだと思われる。またバリアブルなので、元にはなかったウェイトや字幅も自在になった。イタリックと2種。ただいま33%オフセール中。
できたてホヤホヤのジオメトリックサンセリフ。xハイトの大きな可読性の良い本文用タイプで、字種も多く各種タイプの数字の他、キリル文字やギリシャ文字もサポートしている。ウェイトも8つあってバリアブルタイプも別にあり。使い勝手の良い持ってて損はない書体だろう。ちなみにモンブランとはフランス語で mont(山)と blanc(白)で「白い山」という意味であり、なんで薄茶のクリームのケーキがそんな名前になったのかはよく知らない。ただいま60%オフセール中。
みんな大好きジオメトリックサンセリフ。全体的にやや幅広にデザインされており、また a と g のデフォルトに2階建てが採用され、本文用としての考慮がなされているように見える。よりジオメトリックに見えるようにオルタネートも用意されており、a と g の1階建てのほか、G や u も縦のステムがない丸っこいものなどがある。字種も多く、丸数字や矢印、キリル文字などもサポート。ウェイトも10もあるほか、バリアブルもあり。