珍しいカジュアルなペンシルスクリプト。一見モノラインだが、鉛筆の力の入れ具合や傾きによるものと思われる抑揚がほんの少しだけあって、なかなか再現性が高い。サイトにグリフの表示機能がないので全容は判らないが、見た感じ大文字はかなり大胆に大きくデザインされている模様。スピード感がある割には雰囲気的には緩めでオシャレ。オルタネートがあるかどうかは不明だが、安いし気軽に使えると思う。1ウェイト。
Archive: 2018
去る1月2日、故 Hermann Zapf 夫人であり自身もタイプデザイナーでカリグラファーである Gudrun Zapf von Hesse さんが、なんと100歳の誕生日を迎えられたそうな(拍手!)。それに合わせ、Gudrun さんが70年前に本の装丁用に作成したレタリングが書体化された。Zapf さんの Optima に近いフレアセリフである。Optima よりは碑文感が弱く、オーガニックで伸びやかな雰囲気がある。今のところ1ウェイトで小文字もなくスモールキャップス。これからファミリーが増えるのを期待しよう。ちなみに本年一発目のこのブログ、今年もよろしくお願いいたしまする。
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2018
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