スタイリッシュなシグネチャースクリプト。やや太めのサインペンで書いたようなストロークのスクリプトで、グリフは崩れておらずベースラインも揃っていて読みやすい。Regular とターミナルスワッシュの付いた Tail の2種があって、通常は Regular で組んで最後の文字だけ Tail にしてスワッシュを追加するようになっている。リガチャーはちょっとだけあり。1ウェイトのみ。
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リガチャーが豊富にあるローマンディスプレイ。ヘアラインの繊細な大文字のみのディスプレイで、リガチャーが65種もあってバリエーション豊かな文字組みが楽しめるようになっている。全体的な雰囲気はエレガントで女性向き。1ウェイトのみ。
本日は『ガリバー旅行記 Gulliver’s Travel』を著したアイルランドの作家ジョナサン・スウィフト Jonathan Swift の誕生日(1667)。というワケで同じ名を持つ書体を紹介。名人 Gerald Unger による本文用ローマン。氏の書体に多いウェッジ形のセリフを持ち、字幅もあまり差がなく一定のピッチがあり、「ああジェラルド・ウンガーやなー」という感じがする。1989年に制作され、2009年に Neue 化(?)されて字種が増えた。5ウェイトあり、Black だけコンデンスがある。ちなみにジブリ映画の『天空の城ラピュタ』の空に浮かぶ島というアイディアはこのガリバー旅行記から。劇中でも語られている。