名前の通りクラシカルなスコッチローマン。18世紀の書体見本を参考に制作されたそうで、コントラストの強いオールドスタイルで、ベースライン上のセリフがぐっと反っているのが特徴。ティアドロップの付いた繊細なスワッシュオルタネートを多数持っており、往時の雰囲気を再現できるようになっている。オプティカルで、レギュラーの他やや太めの Text、コントラストがさらに強くなった Display がある。それぞれ5ウェイトずつで計30種。ただいま60%オフセール中。
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単純化されたディスプレイジオメトリックサンセリフ。幾何学優先であまり文字としての調整がされていないタイプで、それが大変ユニークでおもしろい。a はかなり奇抜な水滴型になっているが、通常の1・2階建てもちゃんとあるので使い分けは可能。g の2階建ては下のループが切れており、2階建てじゃない(笑)。その他いろいろおもしろいグリフが揃っているので、そのままロゴになりそうである。キリル文字もサポート。イタリックもあって9ウェイトあるほか、バリアブルタイプもあり。
本日は007シリーズの主人公、ジェームズ・ボンドの初代を務めた名優ショーン・コネリー(Sir Sean Connery)の誕生日(1930)。スコットランド出身の氏に敬意を表してこの書体を紹介。つい最近発表されたスコッチローマン。スコッチと言えば Century に代表されるように、アクシスが垂直に近くコントラストの強いトランジショナルだが、その特徴がよく出ており、ネーミングにも「これぞスコッチだ」という強い意志を感じる。オプティカルファミリーで、本文向きの Text、大見出し向きの Display、小見出し向きの Deck があり、それぞれに6ウェイトあるが、Deck だけイタリックがない。字種はプロ仕様で、スモールキャップスやオールドスタイル数字も一通り揃っている。ただいま50%オフセール中。