現在 MyFonts にて2022年に発売されたフォントのベストセラー25書体を「Best New Fonts of 2022」と題してセール中なので、その中からこちら。最近流行りのゴージャス感のある変形ディスプレイ。コントラストの強いウェッジセリフをベースに、グリフのあちこちが変形している書体である。見ての通りクセが強めな変形が随所に見られるが、一応スタンダードなグリフもオルタネートである場合もあるので、やりすぎと感じたらそれらを使って抑えることもできる。5ウェイト。ちなみにこちらは8位で、1位は和文書体の Shorai Sans。
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フリークなモダンローマンディスプレイ。かなりハイコントラストなモダンローマンをベースに、一部の文字が見ての通り変形している最近流行りの書体。リガチャーが多少あるが、ホントに多少なのでそこまで遊べる感じではない。ヘアライン部はかなりのヘアラインで(笑)、小さく使うとすっ飛んでしまうので注意した方がいいだろう。1ウェイト。
ザ・ジオメトリックとも呼べるサンセリフ。Futura と同じような幾何学的なサンセリフで、非常にモダンで洗練された印象で超カッコイイ。元の bill corporate よりは字幅が若干細めにデザインされている。A の字幅がかなり広いのと、M の縦のステムが垂直なのが Futura との主な違いだろうか。あとアセンダーやディセンダーも若干低め。Hairline から Super(Heavy相当)まで細かくウェイトがあるが、Hairline よりもさらに細いものが Two、Four、Six、Eight と4種あり、Two などはもう普通のサイズではほとんど視認できない(笑)。相当大きく使う必要があるだろう。残念ながらイタリックはなし。
作者に名を連ね、書体名にもなっている Max Bill はドイツ・バウハウス出身の非常に多彩な芸術家で、建築、プロダクト、グラフィックと多方面で才能を発揮した。ミッドセンチュリーのインテリアを扱うショップでは、Bill のプロダクトを扱っている所も多い(こちらなど)。Typography, Advertising, Book Design という著書も著している。この書体はただいま70%オフセール中。
Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher
- all caps
- art deco
- art nouveau
- brush
- calligraphic
- casual
- ceremonial
- classic
- classy
- condensed
- copperplate
- cute
- decorative
- duo
- dynamic
- elegant
- fancy
- fat face
- feminine
- flare
- flourish
- formal
- freak
- geometric
- girly
- gorgeous
- handwriting
- humanistic
- informal
- lady's
- large family
- legible
- luxury
- mixed
- modern
- oldstyle
- organic
- retro
- signature
- stencil
- third wave
- traditional
- transitional
- vintage
- wedding