ヴィンテージ感満載のミクスドディスプレイ。ウェッジセリフの付いた太めのセリフドゴシック、それの細いウェイトで幅が狭くなった Condensed、幅広のスラブセリフの Expanded、モノラインのカジュアルな Script の4種がセットになった書体で、全体の雰囲気は見ての通りレトロというかヴィンテージというかそんな感じである。イラストアイコンの入った Dingbats もあるが、こちらを見るとどうもアメリカのバイカーギャングのテイストが強い。ガイコツの手が数字を表してるものがあるのがかなり変わってる。ま、あまりその辺には囚われずに使いこなしていただければと思う。
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Design Date
2021
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華やかでレトロなスクリプトとローマンのデュオ。スクリプトはカッパープレートとブラッシュの中間のようなテイストで、細めで繊細ながらダイナミックでもある。ローマンはコントラストが強い太めのウェイトで、ステムが伸びやかでセリフがやや刺々しい。字幅は通常のものと幅広のものと2種類あり、通常の方はアウトラインバージョン、幅広の方はステムにテカリのような裂け目が入っているバージョンがある。あとはフレームとイラストがファミリーにあり。
ラフなホントの手書きに近いポインテッドペンスクリプト。サイズもラインも揃っておらず、全然調整されていない。かろうじて「スタイル」ぐらいが揃った書体である。珍しいのがやや左に傾いているところ。オルタネートはたくさんあるが、スワッシュオルタネートではなく字形が違うだけというのが多い。リガチャーもちょろっと。通常のレギュラーの他、大文字のみの Caps とイラストやフレームが入った Icons がファミリーにある。名前は多分 envelope(封筒)をもじった…のかな。
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Design Date
2017
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Mantiniaと似たような、クラシカルなディスプレイローマン。ややステムの抑揚が強くクセが強いが、Mantiniaにはない小文字があり、かつリガチャーやオルタネートが非常に豊富。ただ、これらの使い方を知っている人は少ないように思う。中世の古い文献を紹介してるような書籍なら使用例を見ることができると思うので、興味のある方は調べてみて欲しい。あと販売サイトでは、通常の量を遥かに超える50ほどの作例も見ることができる。名前はスペイン語(あるいはポルトガル語)で「エメラルド」の意。決してフェニックス一輝の愛した少女のことではない。