ハイコントラストなモダンローマン。1912年頃の ATF (American Type Founders) の書体、MacFarland を参考にしたとある。オプティカルになっており、ノーマルと見出し用の Display とがあって Display の方がよりコントラストが強くはあるが、ノーマルからして結構強めで、xハイトは大きいものの、ちょーっと長文には向いてないと思う。モダンでラグジュアリー感もあるので、やはり名前の通りファッション業界の広告向けだろうか。ノーマルと Display、それぞれに5ウェイトずつ。ただいま80%オフセール中。
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ヒューマニストに寄ったジオメトリックサンセリフ。「パウル・レナーがヒューマニスト志向だったらどうなっていただろう?」というコンセプトの元に制作されたそうな。確かにジオメトリックでありながらそうではなく、「一見 Futura だが、Garamond に近い雰囲気も持っている」そうな。逆バンクの A や中途半端に2階建てになった a、イヤーがドットになった r 等、変わったオルタネートやリガチャーも多くあり、本文用でありながらディスプレイ用途としてもかなりおもしろいだろう。めずらしくスモールキャップスがあり、キリル文字もサポートしている。Ultra Light から Black まで6ウェイト。ただいま75%オフセール中。優秀なフォントを多数排出している Latinotype 製なので、今買っておいて損はなし。
名前の通りマルチプルなサンセリフとスラブセリフのミクスド。本文用で字種が豊富だが、字形も5種もあり、ヒューマニストだったりネオグロテスク風だったり、はたまた柔らかいイタリック風であったりと様々なバリエーションがある。それぞれにイタリックがあって5ウェイト、さらにサンセリフとスラブセリフのバリエーションがあり、合計90種ものメガファミリーとなっている。どの字形も大変可読性がよく、様々な用途に重宝するだろう。ただいま85%オフセール中。
かわいらしくオシャレな雰囲気のディスプレイサンセリフ。かなり古いカリグラフィーの書体、スクウェアキャピタルを元にデザインしたとある。確かに正方形に近いプロポーションを持ってはいるが、サンセリフとなり、テイストはいたって現代的にアレンジされている。6ウェイトあるが、小文字はなくスモールキャップスで、イタリックもない。代わりにローマンのイタリック(なんか変な言い方)が1つファミリーにあり、組み合わせて使えるようになっている。レストランや食品パッケージでの利用を想定しているようで、食材やテーブルウェアのシルエットアイコンが多数ある。名前はフランス語で「アッサンブラージュ」と読み、英語でのアセンブル、すなわち「組み合わせる」という意味だが、食品業界では主に「ブレンドされたワイン」の意味で使われる。この書体も4人もデザイナーがおり、それぞれの個性がアッサンブラージュされて素晴らしい書体に仕上がっている。ただいま69%オフセール中。筆者は多分買います(笑)。