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Category: Script

Centeria Script

Centeria Script

アップライトのかわいらしいカッパープレートスクリプト。全体的にカウンターが広めで、スワッシュ等もあまり本体の字から離れず、丸くまとわりついていて、全体的にコロコロした印象。オルタネートも割と豊富だが、異体字としてではなくファイルが分かれている。あと Slanted という傾いたバージョンがあるが、これ見たところどうも機械的に傾けただけのような印象。ココら辺がちと残念。3ウェイト。

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher

Canela Bark

Canela Bark

あまり見ないスタイルのイタリックスクリプト。グラフィティっぽいカジュアルさがありながら何となく「揃って」おり、スワッシュも割と優雅。真面目さとラフさが混沌としていながら、それを高いレベルで調和させているとてもいい書体である。作者のフォント一覧を見ると様々なスタイルのスクリプトがあり、こうやって独自のものを生み出せる人はいいなぁと思う。筆者も真似て書ける事は書けるが、イチから考えて生み出すのはなかなかできない。羨ましいと思う。2ウェイト。

Category(s)
Design Date
2015
Publisher

Vatican

Vatican

ローマンと言っていいのかスクリプトと呼ぶべきか迷う書体。大文字だけ見ればローマンのイタリック、小文字だけ見ればカリグラフィックイタリックという感じで、双方のコンバイン的な、なかなかおもしろい書体である。残念ながらスワッシュオルタネートやオーナメント類はなく、「ヴァチカン」の名の通り、いたって生真面目。サンプルイメージは聖ペテロの3つの鍵の話で、これはイエスから渡されたものだそう。ちなみに聖職者の紋章はチャージ(盾の中の図柄)に鍵を用いたものが多い。多分これに倣ってるのだろう。3ウェイト。

Category(s)
Design Date
2005
Designer(s)
Publisher

Helga

Helga

普通のボールペンか万年筆で書いたようなスクリプト。一見ただの人が普通に書いたようだが、実は能書家でないとなかなか難しいスタイルで書かれている。このテのスクリプトはスピード感があふれているのでシャッシャと書いてるように勘違いするが、実際はゆっくり書かないとこうはならない(笑)。とは言っても全体的にゆっくりで書くかというとそうではなく、ループの部分などは瞬間的にシャッと書いてる。そのシャッと具合も全力だとすんごいブレるので、全力の7割程度のスピードでシャアーッと…シャが多いな(笑)。オルタネートは小文字にターミナルレターがある程度で、そんなにない。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2009
Publisher

Balmoral

Balmoral

割と有名な古き良きカッパープレートスクリプト。全体的にやや傾きが弱く、大文字には派手なスワッシュが付いている。最近の書体に多い大量のオルタネートもなく、今となってはちょっと古い印象があるのは否めないが、それだけにフォーマル用途には使えるいい書体だと思う。サンプルイメージがまた洒落てる。Fonts.com は古い書体にはおざなりなサンプルしかないが(笑)、これはいい。

Category(s)
Design Date
1978
Designer(s)
Publisher
ITC

Legendaria

Legendaria

スタンダード寄りなカリグラフィックイタリック。大文字が大きめで、全体的に普通のものよりはストロークのコントラストが強く、ややカッパープレートに近くなっている。ご多分に漏れず、スワッシュの付いたオルタネートが豊富。1ウェイト。
こういう書体ってバリエーション多いなーとお思いだろうが、作家として活動しているカリグラファーは、たいてい「自分だけのオリジナルのイタリック」を持っている。つまり、作家の数だけイタリックのバリエーションがあるということだ。これからも似たような書体を紹介していくだろうが、「なんだまたかよ」とか思わず、その違いを楽しんでいただければ幸いである。

Category(s)
Design Date
2011
Publisher

PF Bodoni Script Pro

PF Bodoni Script Pro

ややデコラティブなカッパープレートスクリプト。モダンローマンの代名詞である Bodoni の作者 Giambattista Bodoni の著書、Manuale Tipografico に掲載されていたものをフォント化したものだそうだ。元は大文字しかなかったが、小文字は合わせてデザインしたらしい。イニシャルは派手になる傾向があるが、そのためか小文字もちょっと過剰装飾気味。オーナメントもある他、この書体に似合うフレームもファミリーにある。ギリシャ産らしくギリシャ文字もサポート。ギリシャ文字のスクリプトはなかなか珍しい。3ウェイト。

Category(s)
Design Date
2002–8
Designer(s)
Publisher

Flow Handscript

Flow Handscript

正直あまり好みではないが、イメージがすごく美味しそうだったので紹介してみる(笑)。ボテッとした拙い線が魅力のブラッシュスクリプト。スワッシュはないが、各文字に線の太細を変えたバリエーションがあり、リガチャーもかなり豊富に揃っている。スタイルそのものは結構いい加減に見えるが、コネクションはちゃんと取れていて書体としての完成度は高い。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher
Rusulica Script Antique

「Script」と名は付いているものの、手書き風ではないスクリプト。どちらかと言うと、モダンローマンのイタリック、といった感じ。かなり拡大しないと判らないが、アウトラインがちょっとラフである。スワッシュ付きのオルタネートはあるが、だいぶ控えめ。代わりにリガチャーが割と豊富である。全体的にとてもエレガントで、ウェディング関係に重宝しそうである。1ウェイトのみ。ただいま40%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher
Cal Humanistic Cursive

カリグラフィーの教科書で見るお手本のようなスワッシュカーシブ。カリグラフィーをやらない人にはちょっと判らないかもしれないが、こんなスタイルのイタリックはすごくよく見る。まさに基本の「き」みたいな書体である。この作者は Cal- という名前でこの教科書から出てきたようなスクリプトをいくつも発表している。カリグラフィーの世界の一端を垣間見るにはいいかも。以下にその Cal シリーズの書体を挙げておく。
Roman CapitalsRustic Capitals, Square CapitalsUncialRustic Black, Insular Majuscule, Insular MinusculeCarolingian Minuscule, Carolingian GothicBeneventan Minuscule, Gothic TexturaGothic BastardRotundaGothic Fraktur, Fraktur Modern, Humanist Minuscule, Cursive Modern, Expressive, Bakerly

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher
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