ホワイトデーの本日はスクリプトをご紹介。非常に優雅なスクリプト。カッパープレート系では筆者が見た中では最高峰。慣れないと使いにくいが、使いこなせれば差をつけらますよ。苦手な方のために、使用例のPDFが配布されている。$120とファミリーがない単体としてはお高めの書体だが、買って損はないだろう。ちなみにメデューサと言えばギリシャ神話の蛇女、石化能力を持つ厄介な敵としてRPGで有名だが、地中海沿岸ではかなり古くから崇められていた地母神らしい。トルコのお守り・ナザールボンジュウはメデューサの目がモチーフとか。
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ルネッサンス期の系統を受け継ぐ正統派のローマン。ウェイトはなく、本文組に適したText、見出し用のDisplay、碑文や看板などのサイズに適したFineというファミリーがある。フレームやオーナメント類も揃っている。
名の意味は「鎮魂曲」。本日3月11日は、東日本大震災から3年目。
鎮魂の祈りを捧げます。
それと元AKB48・篠田麻里子さま、お誕生日おめでとうございます。
あの日に生まれた子たちが、なぜ大人たちが優しい目で自分を見るのか、理解するのはもう少し先になるだろうか。この子らが成人するまでに、何もかも良くなっている事を願う。願うだけじゃダメだな。行動しよう。俺が良くするんだ。うん。
超絶筆者好みのローマンで、発見した時は「ひゃっほう」と叫んだものだ(オオゲサ)。スペイン語で「新大陸」の名を持つ。1526年頃にスペイン人の製図家が制作したアメリカの地図から拾い上げた書体だそうである。やや直線的ではあるものの、ヴェネチアン…に分類できる…か? な。x-ハイトが小さくセリフも角度があり、クラシックな雰囲気満載である。イタリックにはほとんど傾きはないものの、手書き感はよく出ている。ほか、モノラインのスクリプトもファミリーにある。これまた味があってかなり良い。銅版画風のイラストも数点あり。海賊王に、俺はなる!
本ブログのロゴに使用している書体。Trajanと同じく、古いローマの碑文を元にデザインされた堂々とした美しいローマン。Trajanよりは手描き感が薄く、やや人工的。3ウェイトあり、ファミリーとしてややデコラティブなバージョンもある。元々Google FontでWebフォントとして自由に使用できるものだが、ダウンロードしてグラフィックにも使用できるようになっている。商用利用も無償。Adobeのソフトを買うとTrajanが付いてくるのでいらないとか思うかもしれないが、目先を変えてみるのもいいと思う。デキに関してはTrajanにも引けをとらない。名前はポルトガル語で工具の鑿(のみ)の意。
今週もまだまだバレンタイン特集は(勝手に)続く。余りにもやり過ぎ感のある(笑)スクリプト。お花畑が満開である。好きな人は好きかもしれないが、せめて小文字にでも花のついてない普通のものがあればもっと使いやすかったと思うが…。おとなしめ(それでもハデ)のものと、更に華々しいものがある。オーナメントもあり。ロゴや大見出し、カードの短文などに。長文には明らかに不向き。名前はドイツ語で「ワイナリー」の意。ブドウのツタを装飾に使うのは昔から定番中の定番。