Monotype

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2030

2030

なんか未来的な数字が名前になったジオメトリックサンセリフ。パウル・レナー(Futura の作者)やカッサンドル(フランスのグラフィックデザイナー)、シャルル・ルーポ(同じくフランスのグラフィックデザイナー)のタイプフェイスやレタリングを参考にしたとあり、ややアール・デコ風味のある書体に仕上がっている。短いアセンダーやディセンダー、頭でっかちな R がそうかな。字幅や字間がやや広め。イタリックはオブリークタイプなので、アップライトとあまり字幅が変わらない。9ウェイトとビッグファミリー。ただいま60%オフセール中。しかし2030にあんま未来を感じなくなったよね…。

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Design Date
2017
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bill display

bill display

本日はフランスの建築家、ル・コルビュジエ Le Corbusier の誕生日(1887年)。てなわけで調べるとこの書体が出てきたので紹介する。同時期に活躍したこの書体の作者マックス・ビル Max Bill (1908–44)とコルビュジエは親交があっただろうけど、この書体そのものとどういう関係があったかは不明。ただ、サンプルにコルビュジエの名前や写真があったもんで(笑)。
こういうのもジオメトリックというのだろうか。O 以外は曲線を排除し、直線のみでデザインされた書体である。Adobe Illustrator を使用するグラフィックデザイナーの7割ぐらいは、一度はこういうロゴを作ったことがあるだろう(笑)。それぐらい単純で誰でも思いつくスタイルなのだが、こうしてちゃんと書体化する所がエライ。線を太くすると鋭角部が仮想ボディをはみ出したりして結構めんどくさいからね。16ウェイトもあるビッグファミリー。レトロSFなどにどうぞ(限定的やなー)。

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Design Date
2015
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Trade Gothic Next

Trade Gothic Next

本日は9.11。あれから16年とか何も中身が変わってない自分にちょっと目を背けたくなる年月が経っておりますが(笑)、あの悲劇を忘れないために世界貿易センタービル、World Trade Center の名にちなんでこちらの書体を紹介。1948年に制作されたややコンデンスなネオグロテスク。これといったクセもなく大変読みやすいため、かなり広く利用されている。こちらは2008年に小林章さん主導でリファインされたバージョンで、元のものとは細部が異なっている。どこが異なっているかは調べてくれ(手抜き)。一部記号類の形を変えたほか、字種やウェイトを増やしたとのこと。今から買うならこちらだが、Monotype サブスクリプションに入っているのでそちらを利用した方がいいだろう。

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Design Date
2008
Publisher

Rival Sans

Rival Sans

スタンダードで読みやすい現代的なヒューマニストサンセリフ。イマドキの書体としてはややx-ハイトが小さいだろうか、そのためややシュッとしていてエレガントさも多少ある。J がベースラインより下がっているのも大変よろしい。何で「ライバル」なんて名前なのかは知らないが、他のスタンダードな本文用サンセリフに割って入りたい意図があるのかも知れないし、その実力(?)は十分ありそうな感じである。8ウェイト。ただいま85%オフセール中で3,000円程度。

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Design Date
2017
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Questa Sans

Questa Sans

所々ほんの少し字形が変わってるが可読性の良いヒューマニストサンセリフ。y のディセンダーが少し折れているのが特徴的。すでに実績のあるオランダのタイプデザイナー二人が The Questa Project というタイプデザインプロジェクトを立ち上げ、その中でデザインしたものである。同じ骨格で4種類の書体がデザインされており、他はトランジショナル(モダン?)ローマンの Serif、スラブセリフの Slab、モダンローマンディスプレイの Grande がある。それぞれすべて5ウェイトずつ。当然親和性が高いので、組み合わせて使うといいだろう。

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Design Date
2017
Publisher

Scotch

Scotch

本日は007シリーズの主人公、ジェームズ・ボンドの初代を務めた名優ショーン・コネリー(Sir Sean Connery)の誕生日(1930)。スコットランド出身の氏に敬意を表してこの書体を紹介。つい最近発表されたスコッチローマン。スコッチと言えば Century に代表されるように、アクシスが垂直に近くコントラストの強いトランジショナルだが、その特徴がよく出ており、ネーミングにも「これぞスコッチだ」という強い意志を感じる。オプティカルファミリーで、本文向きの Text、大見出し向きの Display、小見出し向きの Deck があり、それぞれに6ウェイトあるが、Deck だけイタリックがない。字種はプロ仕様で、スモールキャップスやオールドスタイル数字も一通り揃っている。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Landa

Landa

版画で彫ったようなローマン。プロポーションはスタンダードなオールドスタイルで、小さいサイズだと一見普通だが、拡大すると見ての通りエッジがものすごくガッタガタ。15世紀ヴェネチアのレタリングにインスパイアされたとある。なんとなくコンセプト的に小林章さんの Conrad に似ているかなーという感じ。ディスプレイっぽいが本文用を想定して設計されているようで、必要な字種はバッチリ揃っていて可読性もよく、x-ハイトも小さくて意外とエレガント。6ウェイト。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2017
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Publisher

Gitan

Gitan

カジュアルな雰囲気のフレアセリフ。碑文から起こしたとあるが、あまり洗練されてないので、かなり古いものを参考にしたと思う。とは言えプロポーションはスタンダードで結構読みやすい。イタリックもしっかりデザインされており、ウェイトも5つあって、本格的な組版にも十分耐えうる。以前は Sherpa Sans という名前だったようだが改名した模様。有名なタバコのジタンとはスペルが違う(Gitanes)。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2016
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Quarion

Quarion

みんな大好きジオメトリックサンセリフ。ヒューマニスト風味を持った読みやすい本文用のジオメトリックが流行って久しいが、こちらもその類。代表格の Brandon Grotesque よりx-ハイトが大きく、雰囲気よりは可読性重視の模様。a に2階建てを採用し、オルタネートはないが、代わりにキリル文字をサポートしている。イタリックはオブリークタイプ。9ウェイトとビッグファミリー。ただいま75%オフセール中。

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Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Karu

Karu

可読性の良い本文用ジオメトリックサンセリフ。基本的にはジオメトリックではあるものの、字形がだいぶ調整されてて文字として自然な形になっている。a や g には2階建てが採用されてるが、ジオメトリックらしく1階建てもオルタネートである。Q のテールが離れてるのがカワイイ(くっついてるのもオルタネートである)。また大文字にはちょっとしたスワッシュの付いたオルタネートがあって、見出しにアクセントを付けることが可能。ウェイトも7つとビッグファミリー。

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Design Date
2017
Designer(s)
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