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Tag: #modern

Linotype Didot

Linotype Didot

本日はファッションデザイナーのクリスチャン・ディオール Christian Dior の誕生日(1905)。Dior といえばモダンローマンの代表格のこの書体。ロゴはこのまんまではないが、かなり近いものが用いられている。18世紀にフランスの Firman Didot がデザインしたものを、Adrian Frutiger が現代に蘇らせたものである。Mac には標準搭載されているのでお馴染みの方も多いだろう。大変優雅でラグジュアリー感のある書体で、Bodoni と並びよくハイファッションで用いられている。またこの書体のようにコントラストが強く、ブラケットのない細いセリフを持つモダンローマンのタイプを “Didone” と呼んだりするが、その語源ともなっており、それぐらい定番となっている。あまりにも定番なので避けられるぐらいだったが(笑)、最近はカジュアルなスクリプトと組み合わせるのも流行っている気がするので、見直してみるのもいかがだろうか。

Category(s)
Design Date
1991
Publisher

Skie

Skie

どうもニセコからオーストラリアのスキー客が離れていっているというニュースが流れたのでこちら(どういう脈絡だ)。パッと見はジオメトリックのような雰囲気があるがよく見るとそうでもなく、といってヒューマニストとも言えないスッキリしたサンセリフ。コントラストはほぼなく、x-ハイトは最近としては珍しく小さい。新しいがそれほど奇抜ではなく可読性もよい現代的な書体。字幅はレギュラーと Condensed、Wide の3種類あり、さらにそれぞれ10ウェイトもあってビッグファミリーとなっている。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Edicia

Edicia

細かい部分で結構奇抜だが意外と可読性は良いローマン。スラブセリフというには細いしモダンローマンというには太い、ブラケットのない直線的なセリフで、ステムやセリフがクロスする箇所がところどころくさび状の食い込みがあるのが変わってる。カーブもただの曲線ではなく、唐突に折れ曲がったりしている。しかし本文サイズで長文を組むとそれらはさほど気にならず、可読性も良好である。なので本文用と言って差し支えないだろう。ウェイトが重くなるに連れコントラストが強くなってチラチラするが、見出しサイズなら大丈夫だと思う。キリル文字もサポート。ちょっと変わったオーナメントもちょろっとあり、イタリック用はオーナメントも傾いてる(笑)。5ウェイトあって、最細の Thin だけ無料。ただいま65%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Umbrella

Umbrella

本日は女優のミラ・ジョヴォヴィッチ Milla Jovovich の誕生日(1975)らしい。彼女と言えば『バイオハザード(原題 Resident Evil)』、バイオハザードと言えば悪の根源アンブレラ社、てな訳でその名を持つ書体を紹介(強引)。緩やかなモダンカリグラフィースクリプト。この手としてはあまり崩れておらずややかっちりした印象で、読みやすくもある素直でエレガントな書体である。オルタネートもあるようだが、グリフ数は551とやや少なめかなという感じ。その分初心者はあまり迷うことなく使うことができるだろう。1ウェイト。
しかしこの手のスクリプトをモダンモダン言ってるけど、いつかはモダン(現代)ではなくなる訳で、どうなるんかな。イタリックやゴシックも登場当時はそう呼ばれてなかったはずなので、100年後には何か名前が付いてるだろうか。ネット時代の今、どこで誕生したかよく判らんな…アメリカっぽい感じはするけど。もしそうなら「アメリカン」とか呼ばれる?(笑)

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Design Date
2018
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Monolith

Monolith

本日は『2001年宇宙の旅』の原作者アーサー・C・クラーク Sir Arthur Charles Clark の誕生日(1917)。で、映画で有名なモノリスの名を持つ書体を紹介(ちなみに観たことはない)。大変シンプルで今っぽいサンセリフ。ジオメトリックのニュアンスは強いものの、やや字幅を狭めて正円ではなくちょっと楕円になっている。イタリックは手書きのニュアンスを強めてあり、自然なカーブが多数見られる。全体的にx-ハイトが大きくカウンターも広めで可読性は良好。2ウェイトだが、レギュラー以外は Bold ではなく Light がある。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)

Kavaler

Kavaler

ちょっと風変わりでエレガントなディスプレイ。骨格はジオメトリックでコントラストが強く、細いストロークはほぼヘアラインとなっている。セリフも控えめな小さなのがちょこんと付いている。一部ステムの端が半円形になっているのが変わってるだろうか。あちこちにティアドロップが付いてるのがアクセントになっている。作例は男性向けが多いが、女性向けにも良いと思う。コスメや高級ファッションなどに。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

Mourich

Mourich

エレガントなローマンディスプレイ。やや硬い印象のウェッジ型セリフを持つローマンで、スワッシュオルタネートが豊富にある。ループ部分は重なりをちゃんと表現してあっておもしろい。2ウェイトあって、Bold の方はコントラストがかなり弱めになり、フレアセリフに近い印象になる所もなかなか変わってる。ほかフォントではなく Ai データになるが、この書体を用いて作ったモノグラムが多数オマケとして付いている。小文字はなくスモールキャップス。高級感があるので、その辺の用途にどうぞ。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Leafletter

Leafletter

非常に珍しい使い方をする書体。基本は硬いイメージのモダンローマンだが、それに葉飾りの付いた Embellished、葉飾りと帯の付いた Monogram があり、Monogram の方は作例のように巨大に打ち、その中に飾りのない文字を入れて使うようになっている。Embellished の方もそのままロゴとして使えそうな感じである。文字そのものは組んだ時にちょっと「んー」という感じはしないでもないが、字間を調整すれば使えるだろう。もちろん他の書体を組み合わせても構わない。なかなかおもしろい書体である。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Montage

Montage

コントラストの極端なモダンローマンディスプレイ。元は ’60年代にアメリカのタイプデザイナー、エド・ベンギアト Ed Benguiat が写植用にデザインしたもので、それをデジタル化したもの。見ての通りのウルトラファットフェイスで、そこにヘアラインが付くというトップクラスのハイコントラストな書体である。ウェイトバリエーションはないが、5種の字幅がある。レギュラー以外にはコンデンス幅に3種、ワイド幅に1種。しかしこのファウンダリーはこのテの書体大好きだよね…。

Category(s)
Design Date
2019
Publisher

Angel Heart

Angel Heart

本日『天使の日』という事でこちら。最近ではもうたくさんありすぎて食傷気味な(笑)モダンブラッシュスクリプト。字形はゆるゆる、アップライトでバウンシー。大文字はコネクションが取れたり取れなかったりである。コントラストはやや強め。見ての通りガーリーな雰囲気が強いので、その辺の用途にどうぞ。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher
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