Set Sail Studios

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City Boys

City Boys

可読性の良いジオメトリックサンセリフ。このタイプはモノラインのものが多いが、これはめずらしくコントラストがあり、軽いウェイトだとあまり判らないが、重くなるにつれコントラストがはっきりしてくる。a は2階建て、s は幅広と、これもやはりめずらしい。字種も豊富で、キリル文字もサポートしている。QRコードのグリフがあるが、読み込んでみると作者のサイトへのリンクだった(笑)。ストロークの角が丸くなった City Boys Soft というバージョンもあり。作者は日本人。7ウェイト。

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Design Date
2019
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HT Espresso

HT Espresso

本日は「エスプレッソの日」だそうなのでこちらを。モノラインのアップライトなスクリプトなのかなんなのかよく判らないディスプレイ。昔のヨーロッパのクルマや家電品に付いてたロゴによくこんなのがあって、ムリヤリのコネクションを作って文字を繋げ、それでもってひとつのパーツとして扱えるようにしてあった。それがよく再現されていると思う。作者は日本人。

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Design Date
2008
Designer(s)
Publisher

Space Colony

Space Colony

本日は宇宙の日。’92年、毛利衛さんがアメリカのスペースシャトル・エンデバーで宇宙へ飛び立った日だそうなのでこちらを紹介。昭和SFを思わせるレトロなディスプレイ。幅広のジオメトリックで字形は余分な所を極力省いており、角は大きめにRが取られている。なんで昔は「未来」っていうとこういう書体が用いられたのだろう。不思議である。作者は Yasashii と同じ方。6ウェイト。

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Design Date
2012
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Celtics Modern

Celtics Modern

本日は St. Patrick’s Day。毎年説明してるが、アイルランドの守護聖人・聖パトリックの命日にとんちき騒ぎをするという変わった日である。日本でも徐々に広まりつつあり、都内では今週末ちょいちょいイベントがある模様。詳しくはアイルランド音楽家協会のサイトを参照して欲しい。
てな事は置いといて書体の紹介。7世紀頃からアイルランドで使われだした Insular Majuscule という書体を現代風にアレンジしたもの。元はカリグライフィーペンで書かれており抑揚があるが、こちらは字形はほぼそのままにモノラインのサンセリフとなっており、扱いやすく読みやすくなっている。ちょっと変わった可愛らしいサンセリフ、ぐらいの感じで使えるんじゃなかろうか。3ウェイト。

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Design Date
2006
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Yasashii

Yasashii

アカデミー賞が発表されたって事で関連書体をば。波乱の作品賞発表だったが、そのとばっちりを受けた(笑)La La Land のアメリカ版タイトルに使用された書体がこちら。作者は日本人の恒川龍一さん。アール・デコ調のディスプレイで、日本の化粧品パッケージからインスパイアされたものとの事。どれだろう。資生堂のなんかかな。ちなみにサンセリフは Neutraface。日本版のロゴの書体、なんか見覚えがあるんだけど、ちょっと同定できなかった。


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Design Date
2007
Designer(s)
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Cotoris

Cotoris

エレガントなフレアセリフディスプレイ。コントラストが強いが字形はあくまで柔らかく、小文字も小さくて優雅な雰囲気がある。リガチャーはかなり豊富に用意されていて、おもしろい文字組みが可能。小さなオーナメントも多数付属している。3ウェイトあるが、イタリックはレギュラーウェイトのみ。オトナの女性向け全般に重宝するだろう。作者は日本人で、名前は「小鳥」から来てる…のかな? 小鳥のアイコングリフがある。

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Design Date
2007
Designer(s)
Publisher

Rouge

Rouge

かわいらしいラフなディスプレイ。名前の通り、「ルージュの伝言」よろしくガラスに口紅で書いた字にインスパイアされたとある。よく2階建て g の事を日本では「メガネ g」とか呼んだりするが、この書体の g はその通りの形をしている。小文字の m と n は大文字の字形である。r は奇抜すぎて、単体だとちょっとそれと気づかないかな…。素朴な書体だが、意外と古代文字のような雰囲気も持っている。オーガニックなパン屋とか野菜中心のカフェとか、そなへんの用途にフィットするだろう。2ウェイト。

Category(s)
Design Date
2007
Designer(s)
Publisher

Siro

Siro

x-ハイトが大きく読みやすい素直な本文用サンセリフ。目立った特徴はこれといってないのだが、それだけに目にうるさいこともなく、スラスラ読めるいい書体だと思う。まさに「白」の名がふさわしい。7ウェイト。デザイナーは日本人の Ryoichi Tsunekawa さん。名古屋在住なだけに「城」だったりしたらどうしよう(笑)。Tsunekawa さんは2010年に MyFonts にインタビューを受けている。その記事はこちら。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Griffon

Griffon

カッパープレート風味を持つディスプレイローマン。Mac には標準で搭載されている Copperplate Gothic と同系統の書体である。Aviano を紹介する時も書いたが、カッパープレートにはこういった書体もある。名刺や招待状など、かしこまった用途に小さく使うとカッコいいが、最近は URL やメールアドレスなど、小文字が必須なケースがあり、スモールキャップスしかない書体ではどうしようか苦労する(笑)。まぁ似合う別の書体で組めばいいんだけど、なかなかね…誰かいい組み合わせ教えてくれ。名前はヨーロッパに広く伝わる伝説上の幻獣の事で、見ての通り上半身はワシ、下半身はライオンというもの。勇ましい姿が人気で、紋章のチャージやサポーターなどによく登場する。ちなみに書体の作者は名古屋在住の日本人。5ウェイト。

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Design Date
2013
Designer(s)
Publisher
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