本日ハロウィンということでケルティックなこちら。ケルティック・ノット Celtic knot と呼ばれるケルト人独特の組紐模様を組み込んだデコラティブなディスプレイ。「モノグラム」というと本来2文字以上を組み合わせたマークをいうが、こちらは単品(?)。見ての通り文字のストロークのあちこちが紐を結んだようになっており、伝統文様を使いながらも、テイストはごくモダンに仕上がっていて使いやすいだろう。フィルのスタイルが4種類あり、アウトラインのみの Two line、アウトラインの中央に線が入った Three line、塗りつぶされた Back、画像のように紐が重なるところが白く抜けた Rough がある。これらは重ねて色付けすることが可能。大文字と数字のみ。ちなみに「rugby」の書体は同じ作者の Gospel Script。
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本日は『くじ(lottery)の日』らしいので、名前の似てるこちら。デコラティブなブラックレター。カリグラフィー(手書き書体)のロタンダ Rotunda というタイプで、あまり人気がない(笑)のでフォントになっているのはめずらしい。16世紀にライプチヒで Melchior Lotter という人が印刷した本から起こしたもののようだ。毛色の違うのが1文字だけあるが、これは “L” で、こちらはロンバルディックキャピタル Lombardic Capitals という、主にドロップキャップに使われた書体である。通常のよりややデコラティブになってるだろうか。この2種がセットになったファミリー。現代じゃあんまり使い道ないかな…(笑)。
とんでもなくドハデに装飾されたディスプレイ。見ての通り文字が装飾されたというより、花などの様々なモチーフを組み合わせて文字を構成したといった方が正確な書体である。名前からしてメキシコのトロピカルな植物やドクロなどが用いられている模様。さらにこちらカラーフォントになっており、Adobe の対応したアプリなら最初からこのように色付けされた文字が打てるようになっている。通常のモノクロもあるのでご心配なく。大文字のみ。
ネオンサインを模したディスプレイ。画像のように色を付けるには文字のアウトラインを取って別々に選択し…と思われるだろうが、こちらはカラーフォントで、Adobe Illustrator などのSVGフォントに対応したアプリなら最初からこの色が付いた状態で出てくるようになっている。大文字のみで小文字のグリフにも大文字がそのまま割り当てられているが、恐らくは色の付き方が違う。作例では2種の N が使用されているが、使い分けられているのだろう。色のついていない通常のタイプもあるので、気に入らねば自分で色付けも可。1ウェイト。
信じたくないが本日より12月ということでこちら。不吉な名前の(笑)刺繍風ディスプレイ。カウチンセーターなどの刺繍を模した書体で、×を並べてドット文字風にしてある。字種は少なく、アクセント記号付きのものはあるが大文字のみ、約物などは最低限で、グリフは全部で150ほどしかない。同じ手法で作ったアイコンもファミリーにあり。1ウェイト。