筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

Set Sail Studios

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必見! お薦めのタグ7選

Le Havre Layers

Le Havre Layers

様々なデコレーションを施されたファミリーを、自由に重ねて使う新しいタイプのディスプレイ。同じ書体が、アウトライン、インライン、ドット入り、影付き、立体、ボーダーなどなど21種ものスタイルでデザインされており、これらを2、3種重ねて打つ事で自分だけのスタイルを生み出すことができる。サンプルイメージのように、それぞれに色分けすればなお賑やかに。小文字はないが、元になった普通の Le Harve に加え、丸ゴシックスタイルの Rounded、タイトル組に特化した Titling、ステムがラフに塗りつぶされた Sketch  がある。発音は「ル・アーヴル」。フランスの港町らしい。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher

Choplin

Choplin

紹介しようかどうかずっと迷ってたジオメトリック・スラブセリフ。なんで迷ってたかというと、このタイプでは非常に有名なMemphisがすでにあり、これとの違いがあまりよー判らなかったからである。でも気になってるのでもう紹介しようと思う。特徴としてはアセンダーとディセンダーがかなり小さく、丸っこさがより強調されており、リガチャーが豊富。Q のテールがボウルから離れてるのが筆者好み。おもしろいのは 「www」のリガチャーがある事。現代的である。ネット民には嘲笑にも流用可能だぞwww 投稿時点では85%オフの他、デモ版2書体が無料でダウンロード可能。9ウェイトとファミリーも豊富。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Hopferian

Hopferian

昨日のTypodariumの書体。15世紀後半のドイツの芸術家、Daniel Hopferの作品を元に制作された書体だそうな。ルネッサンス期の雰囲気満載のデコラティブなローマンである。小文字はなく、オーナメントはドラゴンとペガサスぐらいだが、ウクライナのファウンダリーらしく、キリル文字もセットに入っている。ファミリーにはステムにドットが入ったものと、それぞれがセパレートになったものがある。

Category(s)
Design Date
2013
Publisher
貴田庄(著) / 朝日新聞出版 / 2014年
西洋の書物工房 ロゼッタ・ストーンからモロッコ革の本まで

西洋における書物の歴史をざっとさらった本。2000年にB5版で少部数のみ刷られた豪華本の復刻版だそうである。まだ二章ほどしか読んでないが、かなり丁寧に調査された上で執筆された事が伺える内容である。羊皮紙(パーチメント)とヴェラムの違いについての考察や、花切れやマーブル紙について解説など、製本を少しでもかじったことがある人ならかなり楽しめるだろう(逆に言えば知らない人にはなんのこっちゃである)。著者は「ルリユール入門」という本の翻訳もされてるのだが、そうとは知らずに持ってた(笑)。

Fontspring
Set Sail Studios

Algerian

Algerian

19世紀の英国の活字鋳造所・Stephenson Blakeの古い活字のデジタル版。割と有名な書体で、多分見たことがあるだろう。あちこちからデジタル版が出ているが、だいたいコンデンス体である。こちらは中でも少々珍しい普通の字幅のもの。また、だいたいシャドウが付いているが、こちらはファミリーにシャドウなしもある。実は8年前の年賀状(おおう8年前!)で使用したことがある。急に思い出したので紹介。アルジェリアと関係があるのかどうかはよく判らない。

Category(s)
Design Date
1994
Designer(s)
Publisher

Bodoni Sans

Bodoni Sans

つい先日発表のアナウンスのあったサンセリフ。名前で解る通り、モダンローマンの代表格であるBodoniからセリフを取っ払ったもの。なんかありそうでなかったね。4ウェイトしかないが、この他にヘアライン部分を若干太めにして小さなサイズでも可読性を保持したBodoni Sans Textと、逆にヘアラインを思いっきり細くし、大きなサイズでもキレイなヘアラインが出るようにしたBodoni Sans Displayがある。投稿時点では初売りセール中で30%オフ。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Pekora

Pekora

コンデンスなサンセリフとローマン(セリフ)、スラブセリフのファミリー。DINよりもさらに細いため可読性が悪いかと思いきや、意外とそうでもない気がする。3種のスタイルを含んではいるが、ローマンとスラブセリフの違いがちょっとよく判らない(笑)。スラブセリフの Q にはなぜか頭にもちょんちょこりんが付いてるが、これかなぁ…。イタリックはイタリックというよりはスランテッドで、字形に違いは見られない。ちなみに米軍基地の注意書き看板とかには、こういうコンデンスな書体で大文字だけでセンター組みにしてるのをよく見かける。長文だろうとお構いなしで、威圧感満載である(笑)。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)

西洋活字の歴史

スタン・ナイト(著) 髙宮利行(監修) 安形麻里(訳) / 慶應義塾大学出版会 / 2014年
西洋活字の歴史

英国のカリグラファーであり、カリグラフィー・タイポグラフィの研究家でもあるスタン・ナイトの著書の邦訳版。「グーテンベルクからウィリアム・モリスへ」の副題通り、古いものから順を追ってモノクロながら図版を見ることができる。フスト、キャクストン、ニコラ・ジェンソン、アルダス・マヌティウス、ギャラモン、ファン・ダイク、キャズロンなどなど、書体史をかじったことがある人なら聞いたことのある、そうそうたるメンバーの作品を少数だが一覧できるこの本はかなりおトク。著者は10年以上前にこれのカリグラフィー版を出版しており、これはこの本の監修者である髙宮教授によって翻訳されている。原書が出た時、焦って買わずによかった…多分翻訳版が出ると踏んでたけどね。にしても高いなこの本(涙)。

Essay Text

Essay Text

本文用ローマン。ルネッサンス期の活字を参考にデザインしているとあるクラシックでエレガントな書体。なんか太さが不安定なステムで、活版印刷でのかすれを再現している…のかな。アップライトは注意しないと判らない程度に右に傾いている。イタリックはそれよりもさらにちょっとだけ右に傾いていて、大文字だけだと違いが分かりにくいほどだが、小文字にはちゃんと手書き感が出ている。ウェイトのバリエーションはないが、字種が大変豊富でオーナメント類もちょろっとある。非常に筆者好みの書体ではあるが、多分これを使うような仕事はない(涙)。

※なんとAdobe Typekitで使えることが判明。Creative Cloudをご利用の方は要チェケラ。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Football World

Football World

なんの説明もいらないと思うが、サッカープレイヤーのシルエットフォント。グリフは60種。当地では色々と問題もあるようだが、始まっちまったもんはしょうがねぇ。オ~! バモニッポ~~~ン! ニ~ッポン! ニ~ッポン! バモニィッポ~~~ン!

Category(s)
Design Date
2010
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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