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Tag: #legible

Choplin

Choplin

紹介しようかどうかずっと迷ってたジオメトリック・スラブセリフ。なんで迷ってたかというと、このタイプでは非常に有名なMemphisがすでにあり、これとの違いがあまりよー判らなかったからである。でも気になってるのでもう紹介しようと思う。特徴としてはアセンダーとディセンダーがかなり小さく、丸っこさがより強調されており、リガチャーが豊富。Q のテールがボウルから離れてるのが筆者好み。おもしろいのは 「www」のリガチャーがある事。現代的である。ネット民には嘲笑にも流用可能だぞwww 投稿時点では85%オフの他、デモ版2書体が無料でダウンロード可能。9ウェイトとファミリーも豊富。

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Design Date
2014
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Pekora

Pekora

コンデンスなサンセリフとローマン(セリフ)、スラブセリフのファミリー。DINよりもさらに細いため可読性が悪いかと思いきや、意外とそうでもない気がする。3種のスタイルを含んではいるが、ローマンとスラブセリフの違いがちょっとよく判らない(笑)。スラブセリフの Q にはなぜか頭にもちょんちょこりんが付いてるが、これかなぁ…。イタリックはイタリックというよりはスランテッドで、字形に違いは見られない。ちなみに米軍基地の注意書き看板とかには、こういうコンデンスな書体で大文字だけでセンター組みにしてるのをよく見かける。長文だろうとお構いなしで、威圧感満載である(笑)。

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Design Date
2014
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Essay Text

Essay Text

本文用ローマン。ルネッサンス期の活字を参考にデザインしているとあるクラシックでエレガントな書体。なんか太さが不安定なステムで、活版印刷でのかすれを再現している…のかな。アップライトは注意しないと判らない程度に右に傾いている。イタリックはそれよりもさらにちょっとだけ右に傾いていて、大文字だけだと違いが分かりにくいほどだが、小文字にはちゃんと手書き感が出ている。ウェイトのバリエーションはないが、字種が大変豊富でオーナメント類もちょろっとある。非常に筆者好みの書体ではあるが、多分これを使うような仕事はない(涙)。

※なんとAdobe Typekitで使えることが判明。Creative Cloudをご利用の方は要チェケラ。

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Design Date
2014
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Brandon Grotesque

Brandon Grotesque

投稿時点でMyFontsのトップセラー2位のサンセリフ。かなりジオメトリック寄りではあるが、プロポーションはもちろんの事、角が面取りされて丸くなっているなど、可読性を良くするための調整がなされており、長文にも十分耐えうる。g に2階建て(メガネg)を採用しているのが特徴。これにも小文字 l にループ型があるな…。作者はドイツ在住のようなので、小林さんの影響だったりするんだろうか(笑)。TDC2 2011受賞作品。作者によれば、「自分の人生を変えた書体」だそうである。これをきっかけに有名になったとか。6ウェイト。

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Design Date
2010
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Darwin

Darwin

DINのようなややシステマチックなサンセリフ。字幅が狭く、ジオメトリックベースでありながら若干の手書き感を加えており、少し柔らかくなっている。名前の通り、進化途中なのかなーという感じ。イタリック+5ウェイトで10種なのだが、ステムの端にちょこっとセリフっぽいものを付けたオルタネートが同じく10種で計20種。にしても最近のフォント業界は南米がアツいようだ。この書体の作者はチリ在住で、先日紹介したスクリプトもアルゼンチン。「おっ」と思う書体の作者が南米というのは最近多くなっている。地球の裏側に注目だ。ブラジルの人、聞こえますか~?
投稿時点では80%オフ。お早めに。

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Design Date
2014
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Cyan

Cyan

これも碑文系と言えば碑文系かな。というワケで、かなり私好みの書体。x-ハイトが大きめな小文字が揃っており、イタリックやウェイトの充実もあって、十分本文用として耐えうる設計になっている。ボウルの所々が欠いてあるため風通しが良くなっており、そのお陰で名の通り涼やかで上品な雰囲気がある。葉山に避暑に来るご令嬢のようだ(行ったことないけど)。これからの季節、初夏にかけてよくマッチする書体じゃなかろーか。

※2016年、Cyan Neue という拡張された新バージョンが登場している。

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Design Date
2006
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Diotima Classic

Diotima Classic

筆者の大好きな書体のひとつ。Hermann Zapfさんの奥さん、Gudrun Zapf von Hesseさんデザインの古い書体を、小林章さんが改刻しファミリーを増やして2009年に新しくDiotima Classicとして発表したもの(新しいのにクラシックとはこれいかに)。元々は(Classicでいう)Lightウェイトしかなかったが、3ウェイト増やして4ウェイト8種となった。カウンターが広めでステムに程よい抑揚があり、どことなく女性らしさを感じる優しい書体である。小林さん著『フォントのふしぎ』pp.82–3に看板での使用例を紹介してるが、これがホントに良い。手元に同書がある方はぜひご確認を。同じGudrunさんデザインのAriadoneSmaragdとよくマッチするので、合わせて使ってみてはいかが。実はこれだいぶ前に買ったんだけど、ファイルがどっか行ってしまった…とほほ。

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Design Date
1952, 2009
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Nexa

Nexa

このテの書体はもう結構紹介してるので飽きてるかも知れないが(笑)、これは私も購入した(ただし安売り時に)のでご紹介。まぁイマドキの可読性重視のジオメトリック・サンセリフ。そんなに奇抜ではないので使い勝手は良い。Jやgの形が特徴的でおもしろい。ウェイトはThinからBlackまで8ウェイト。イタリックと合わせて16種。スラブセリフバージョンもある。

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Design Date
2012
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Saya SemiSans FY

Saya SemiSans FY

セミ・サンという、サンセリフとローマンの中間だけどサンセリフ寄り、というタイプの書体。どういう事かというと、見ての通りローマンのようにステムの太さに差があるサンセリフの事である。サンセリフはステムの太さが(印象的に)ほぼ一定なのが普通なのだが、このようにする事で、ローマンのような優雅さを加えている。Rotisという書体はセリフ、セミ・セリフ、セミ・サン、サンセリフというファミリーを作った最初の書体だと思うが、それに倣ったものだろう。個人的にはRotisよりこっちの方が好みかな。元になったサンセリフももちろんあり、Sayaとして発表されている。6ウェイト。

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Design Date
2014
Publisher

Mariné

Mariné

なんかうまそげな名前のサンセリフ。これも最近の書体に多い、x-ハイトが高くてカウンターが広めで可読性重視である。ジオメトリックと説明されてるが、ヒューマニスティックなテイストがかなり入っており、柔らかい印象がある。これだけだとまぁ普通なのだが、変わってるのがファミリー。普通のアップライトとそれをほぼ傾けただけのObliquaの他、ちゃんと手書き感を加えたItalicと、アップライトのまま手書きのニュアンスを加えたUpというファミリーがある。1ウェイトにつき4種のスタイルがあるワケだ。これに4ウェイトで計16種。お菓子やアイスのパッケージとかに良さそう。ただいま初売りセール中で77%オフ。
あー、エイプリルフールなんだからなんか気の利いたウソ情報を作っておけばヨカッタ。展示会の準備でテンパっておりそれどころではなかった。来年リベンジだ。

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Design Date
2014
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Publisher
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