コロコロとかわいらしいジオメトリックサンセリフ。全体的には Futura とあまり変わりはないが、a と g に2階建てを採用しており、j もしっかり曲がっているなど、可読性に配慮されている。ほか、A は腰が低く、M の両ステムは垂直でセンターはベースラインに届いていない、? が普通の形(笑)など微妙な違いがいくつかある。キリル文字もサポート。5ウェイト。ただいま85%オフセール中。チョコレート口移ししてぇ~♪
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ややコンデンスでx-ハイトの大きい可読性の良いサンセリフ。本文用というよりどちらかと言うとディスプレイ寄り。ボウルは長楕円形を基本にしており、そういう意味ではジオメトリックとも言える。所々にちょこっとしたセリフっぽいものも付いている。6ウェイトあるが、サンプルイメージのように Bold や Black ウェイトをディスプレイとして使うことが想定されてるようだが、軽いウェイトもなかなか良い。LA や TU など、いくつかの大文字の組み合わせのリガチャーがある他、A や E などはスモールキャップスの下にアンダーラインが付いて、ちょっと上に持ち上げて組むライズドキャピタルがある。Black にはインラインタイプもあり。
可読性重視な感じのローマン。カウンターとx-ハイトが大きめで、セリフはブラケットがほとんどなく、ボテッとしたものが付いている。エレガントとは言いがたいが、可読性は良好と思われる。ノーマルタイプの Text と見出し用の Display、さらに大きく使う用の Poster とあって、Display は Text に比べてややウェイトが軽めでコンデンス、Poster はそれがさらに強くなっている。Text は4ウェイト、Display と Poster は8ウェイトあり、Poster の Light 以下のウェイトは結構エレガントな雰囲気はある。O・MO・TE・NA・SHI♡
コリッとした印象のあるヒューマニストサンセリフ。ステムに抑揚はないものの、全体的なプロポーションにヴェネチアンのテイストが取り入れられており、なかなかエレガントに仕上がっている。イタリックはややカリグラフィック。ウェイトはレギュラーの他はアップライトにボールドがあるだけだが字種は豊富で、スモールキャップスはあるしリガチャーも多い。K、R、Q にはテールの伸びたオルタネートも。レギュラーのアップライトには字種の少ない無料版もあり。ただいま50%オフセール中。
いわゆる丸ゴシック。一昔前までは欧文ではほとんど見なかったタイプだが、近年だいぶ増えてきた。プロポーションはジオメトリックで、アセンダーはそれなりにあるがディセンダーが短く、特に g にその影響(とばっちり?)が強く出ている。まぁでも視認性は良好で、全体的にコロコロと可愛らしい書体。5ウェイトあるが、イタリックはなし。ただいま80%オフセール中。
やや古風で美しいスタンダードローマン。15世紀イタリアのパンチカッター、Francesco Griffo が Aldus Manutius の注文を請けて作った書体にインスパイアされたとある(この辺のスタイルを Aldine と呼ぶらしい)。全体的にほんのちょっぴりだけ前傾している感じがするのは目の錯覚っぽい。その方が目の流れに沿っているので読みやすいとかいう意見を何かで読んだが、まぁそうなのかも知れないねというのが筆者の印象(笑)。字種は豊富で、キリル文字もサポート。この書体もウェイトという概念ではなく、使用サイズにより使い分けられるよう、本文向きの Text と見出し用の Display がある。つい最近、Subhead という中間のものも作られた模様。作者によると、今年は Aldus Manutius 没後500周年にあたるとか。新しく Aldine な書体がいくつか作られるかもしれない。
エレガントな雰囲気を持つセミセリフ。ややコンデンスだが、x-ハイトは大きめで読みやすい。ステムには適度にコントラストがあり、セリフがちょろっと付いている。Rotis Semi Serif と Apple Garamond に影響されたとある。あったなぁ、昔アップルが使用していたコンデンスな Garamond。懐かしい。イタリックはないが「すべてのヨーロッパ語をフォロー」とうたっており、東欧の記号類の他、ギリシャ文字やキリル文字もサポートしている。10ウェイト。
基本的にはヒューマニストなサンセリフ。見ての通りカーブのあちこちがゴキッと折れており、非常に個性的。それでも基本骨格はスタンダードなので、長文を組んでも特に違和感は感じない。リガチャーや数字のタイプも各種あり、ちゃんと本文向けのグリフは揃っている。8ウェイト。
ちょっと変わった感じのするヒューマニストサンセリフ。全体的にヒューマニストらしい柔らかな雰囲気があり、i や l、r、u などにへにょっとしたセリフっぽいものが付いていて、ちょっとしたアクセントになっている。おもしろいのが Q。3種類のテールがオルタネートで入っている。5ウェイトある他、3種類のディスプレイが付いており、立体的になったもの、ボックスに入ったもの、ステンシルタイプがある。ただいま40%オフセール中。
伊東屋か糸屋か不明だが、そんな名前のサンセリフ。西洋と日本のテイストを融合させたとかあるが、どの辺が…(笑)。まぁでも大文字だけを並べてみると、’70年代以前の日本のレタリングを思わせる気がしないでもない。小文字はゆるやかに弧を描くようなカーブではなく、突然ギュンと急カーブを切ったようなラインが採用されている。これがなかなか他では見ない面白いデザインである。字種は豊富でリガチャーも多数ある。ウェイトも7つあり、本文組には困らないだろう。ただいま80%オフセール中。