ダイナミックなカッパープレートスクリプト。全体的に割とコンデンスでスタンダードなグリフをしており、見ての通りかなりハデなスワッシュオルタネートが多数ある。オルタネートは異体字切り替えではないようで、ex2 / ex3 とファイルが分かれている。この手としてはめずらしくウェイト展開されており、5ウェイトもある。合計で15ファイルあるが、単体と全体パックでほぼ金額が変わらないので、買う時は全部買った方が断然おトクだろう。バレンタインにどうぞー。
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手書きと活字?の中間のようなスクリプト。アップライトのカチッとしたスクリプトで、一見カリグラフィーの技術で一発で書いた書体のようだが、おそらくこのストロークはレタリングじゃないと書けないと思われる。グリフ数は500ほどとさほどではないが、リガチャーがない分スワッシュオルタネートが豊富に用意されている。ウェイト2種あって1,600円ほどとかなり安い上にただいま50%オフセール中で800円ちょい。
繊細で現代的なカッパープレート。基本的にはトラディショナルなスタイルだが、グリフは現代的で古臭さがなく明るくて美しい。ストロークは軽く全体的にゆったりしていてフェミニンな雰囲気がある。結婚式ほかクリスマスなどにもいいのでは。1ウェイト。
随分久しぶりに見る正統派カリグラフィーイタリック。実に真面目でクラシック、カリグラフィーのお手本になりそうなスタンダードな書体である。Hermann Zapf やWerner Schneider の書体を参考にしたとあるが、全然そんな個性的な感じはない。ウェイトがやや細めなのが今っぽいだろうか。グリフ数が300ほどの Std と800近い Pro があり、当然 Pro の方がスワッシュオルタネートやリガチャーが豊富。Adobe な人は Pro を買えばいいだろう。1ウェイト。
繊細でエレガントなモダンローマンディスプレイ。ヘアラインも細いが太いステムも細いので(どういうこっちゃ)、全体的に大変繊細な書体。大文字にはリガチャーが多く用意され、おもしろい文字組が楽しめる。この手は大文字のみという書体が多いがこれは小文字もあり、イタリックもある。1ウェイト。
ちなみに最近よくロゴのデザインを行っているが、このような書体を選んでもロゴのスペルにリガチャーがない、ということが本当によくある。哀しすぎる…。
綺麗なスペンサリアンカッパープレート。いまどき珍しい正統派の真面目なスクリプトで、大変クラシカルで美しい。オルタネートもかなり豊富で総グリフ数は1200もあるので、誰でも達人風の文字組みが楽しめる。大文字には丸く花のオーナメントで囲ったイニシャルもあり。さらに珍しく、モノラインのスクリプトと、手書き風のセリフとサンセリフもファミリーにある。
本日はかのナイチンゲール Florence Nightingale の誕生日(1820)にちなんで『国際看護師の日』だそう。なのでこちら。最近では珍しい、クラシカルで美しくエレガントなカッパープレートスクリプト。全体的にコンデンスでxハイトが大きく、あまり見ないタイプである。ご多分に漏れずスワッシュオルタネートがあるが、全体的なグリフ数は600ほどとそこまで多くはない。代わりに1,000円程度と非常に安いので使いやすいのではないだろうか。ちなみに本来ナイチンゲールとは鳥の名前で、日本名はサヨナキドリ(小夜啼鳥)という。西洋のウグイスと呼ばれるほどキレイな鳴き声で鳴くらしい。
柔らかいフェミニンなモダンスクリプト。アップライトのブラッシュスクリプトで、大文字と小文字のサイズ差が大きくややバウンシー気味。コネクションは必ずしも取っておらず、ムリに繋げてないところが緩さを演出している。作者がロシア人な模様で、キリル文字をサポートしてるところがめずらしい。1ウェイト。
エレガントなディスプレイローマンとスクリプトのデュオ。ローマンの方はウェイト軽めでコンデンス気味。一見サンセリフに見えるが、ほんのちょっぴりセリフが付いている。スワッシュオルタネートやリガチャーが豊富。実はこの書体単体のも別にあるが、このデュオに付属してるものはそれよりほんのり太くしてあるそうだ。一般に白黒反転すると若干細く見えるが、それに対応するためとか。スクリプトの方はよくあるゆったりしたアップライトのモダンタイプ。スワッシュオルタネートはなく、リガチャーが少しある。ただいまサイバーマンデーセール中で50%オフ。700円弱。
エレガントなローマンとカジュアルなスクリプトのデュオ。ローマンの方はライトウェイトながら堂々とした骨格で大文字のみ。KNQR にはちょろんとしたスワッシュが付いたオルタネートがある。スクリプトの方はダイナミックなモノラインで、ごく僅かにウェイトが付いており、ボールペンのような硬いペンで書いたようなニュアンスがある。両者は対象的ながらちゃんとマッチしていて不思議である。なんで「ジョージアの野球場」なのかは知らない。ジョージアも国(旧呼称グルジア)なのか州(アメリカ)なのかは判らないが、野球場なのでアメリカなのだろうな…(どうでもいい)。作者はインドネシア人らしい。