スタイリッシュなシグネチャースクリプト。傾きがやや強く、スピーディな印象。シグネチャーの雰囲気をよく保ちながらも可読性も確保しており、あまりグリフは崩れておらず読みやすい。大文字にはオルタネートはないが、小文字にはビギニング・ターミナルスワッシュオルタネートがあり、リガチャーもそこそこ。イメージのアンダーラインのようなスワッシュがいくつか入った Swash がファミリーにある。ただいま30%オフセール中。
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みんな大好きジオメトリックサンセリフ。xハイトを大きく視認性を確保している現代的な書体で、e のアゴが短いのと、K や R のレッグがステムから離れてるのが特徴だろうか。上付き・下付き数字に2種類あり、通常のものと、上付きはキャップハイト、下付きはベースラインに揃ったバージョンがある。何に使い分けるのかどうかは不明だが…。長文よりは短文・ロゴ向きだろうか。オブリークタイプのイタリックもあって7ウェイト。ただいま50%オフセール中。
クラシカルな正統派本文用ローマン。最近じゃちょっとめずらしいぐらいの正統派だが、b のステムがベースラインのところでカーブしてたり、一部ちょっとカリグラフィックなエレメントが入っているのが特徴。グリフには st や ct のリガチャーがある他、数字にローマ数字と、括弧付き、箇条書き用にドット付きがある。んなものなくても普通に組めばいいとは思うが(笑)、まあ便利といえば便利。イタリックも当然あって4ウェイト。
近代的で割と真面目なブラックレター。スタイルとしてはだいぶ時代が下った18~19世紀ぐらいのもので、スワッシュオルタネートが豊富にある。画像のように細いものから太めのものまで様々で、総グリフ数は760ほど。カリグラフィーをやっている者にはお馴染みの書体だが、フォントとしては最近じゃあまり需要もなく、新しく作られる事も少ない。なのに作った事は評価したい。元々2,000円弱だがただいま30%オフセール中。日本ではヘビメタやゴスロリのイメージが付いてしまっているが、欧米ではクリスマス向けによく使われる書体なので、今のうちに買っておくと良いだろう。
クラシックとモダンの中間のようなカッパープレートスクリプト。クラシックほどタイトで大人しくなく、モダンほど暴れてもいないスクリプトで、基本はややカウンターとx-ハイトの大きめなグリフで読みやすく、それにこれでもかというぐらいに派手なスワッシュオルタネートが付随している。その総グリフ数は2500弱とトップクラスである。それはそれはバリエーション豊かな文字組みが楽しめるだろう。バレンタインなどにどうぞ。1ウェイト。
最近じゃ珍しい大変優雅な正統派カッパープレート。もちろんスワッシュオルタネートは多く用意されているが、ちょっとこちらも珍しくシステマチックで、小文字にはどの文字にもスワッシュオルタネートが6種まったく同じものが用意されている。一部には7~9種あって、そっちにはちょっと違うものがある。大文字には1種のみ。という感じでちょっと限定されている感はあるものの、その分2,000円弱と非常に安くてお手軽である。名前のアテナはギリシャ神話の知恵・芸術・工芸などの女神で有名。ただいま30%オフセール中。
ヴィンテージ感のあるディスプレイ。19世紀頃によく見られた植物的な装飾が施された書体で、このフォントは同じグリフで7種のフィルの違うものが用意されており、これらを重ねて色分けしたりして自由にカスタマイズできるようになっている。YouTube に利用法を解説した動画が上げられているので、詳細はそちらで確認して欲しい。ていうか再生回数が33回(執筆時点)という悲しい数字なのでぜひ見てあげて欲しい(笑)。