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かわいらしいラフなスクリプト。見ての通りかなり拙い感じの筆致のスクリプトで、オルタネートはさほど用意されていない。代わりと言ってはなんだがサンセリフがファミリーにある(ただし大文字のみ)。あとはスワッシュとオーナメント類がちょこちょこと。優雅なスクリプトで表現するバレンタインもいいが、こういう書体でかわいらしさを演出するのもいいだろう。ファミリーパックのお値段たったの$16。名前の「アヒルの噛みつき」が何を意味するのか調べたけど不明。うーん。
繊細で美しいスペンサリアンカッパープレート。以前に紹介した Burgues Script と同じ作者で、その続編との事。Burgues と比べると傾きもコントラストも弱めである。このテの書体はもうたくさん紹介していて、「一体何のためにこんなに微妙な差でいろいろ作るの?」という意見もあろうが、同じように見えるAKB48の女のコも(笑)よくよく見れば当然ながら違いがあり、これらのスクリプトも字形はもちろん、スワッシュオルタネートもかなりバリエーションがあるので、それらを見比べてみてまぁ好みで選んでねという感じである。バレンタインとかにどうぞ。1ウェイト。
結構デコラティブなブラッシュスクリプト。ストロークはダイナミックでコントラストが強め。最近のスクリプトにしては珍しく、オルタネートもオーナメントもまったくないというところが潔い。代わりにステムの太い部分がアウトライン化された White というバージョンがある。
ブラッシュスクリプトとサンセリフのデュオ。このテの書体は手書き風が多いが、こちらは珍しくきちんとレタリングされたもの。代わりに2種類しか書体がないが…。スクリプトの方は字間が広めに取られ、コントラストも弱く、ストロークの先端が尖ってなくて柔らかめな印象。オルタネートはかなり豊富である。サンセリフは小文字がないジオメトリック。9ウェイトもあるが、両隣とのウェイトの差が微妙で、Boldより上はちょっと判りづらいほど。スクリプトは2ウェイト。ただいま70%オフセール中。名前がタイムリーだよね。まさにゲスの極み!!
一風変わったカッパープレートスクリプト。ストロークを見るとカッパープレートなのだが、字形はどっちかというとイタリック風味が強い。大文字はベースラインの下にはみ出しており、小文字を囲い込むような形をしている。大文字のオルタネートにはローマンタイプもあり。これからバレンタインに向けて、こんなスクリプトもいかがだろうか。
「ご当地ビール醸造所」という名のモノラインスクリプトとサンセリフのデュオ。ビールに似合うよう、優雅さよりはカジュアルさ重視の雰囲気を持つ。無印を One とし、あと Two から Five まであって、One から Three までがスクリプト、Four と Five がコンデンスなサンセリフとなっている。スクリプトは Bold と2ウェイトバージョンがあり、Three と Five はステムがラフに塗りつぶされている。サンセリフは小文字がない。あと正直 One と Two の違いがよくは解らない(笑)。なんだろうな…。ただいま30%オフセール中。
コンデンスで繊細なディスプレイローマン。ローマンタイプだがスクリプトのように非常に多くのスワッシュやフローリッシュの付いたオルタネートを持つ。オーナメントの付いたイニシャルもあり、それとは別にオーナメントとフレームもファミリーとしてある。自分の赤巻き毛の息子・Nick にインスパイアされたとあるが、その割には非常にガーリーでエレガント。彼とおぼしき写真もサンプルにはあるので、興味のある方はどうぞ。
あんまり上手じゃないスクリプト(笑)だが、サンプルイメージがすごい気になったので紹介する。いや紋章。ね。これおかしすぎる。エスカッシャン(盾)のボーデュア(縁取り)はともかく、なぜにクラウン(冠)とサポーター(クラウン左右のライオン)とスクロール(帯)がエスカッシャンの中に、っていうね。これ本来は全部エスカッシャンの外に出さねばならない。クラウンは上、サポーターは左右で盾を持たせ、スクロールは盾の下に置いてくれ。頼むよおい。
…ふぅ。気が済んだので書体の紹介。優雅さに欠けるが力強い書体。Honor が飾り気のない普通のスクリプトで、Quest は大文字がデコラティブ、Dominion は小文字にもスワッシュなどを付けたバージョン。これ全部 OpenType でまとめればひとつで済むのに、とか思う。なんかケチばっかりつけちゃった(笑)。
かわいらしいアップライトのブラッシュスクリプト。コントラストは強めで、大文字はカウンターが大きめで丸っこく、全体的にレトロガーリーなイメージが強い。ご多分に漏れずオルタネートは多数あり、めずらしくスワッシュがまったくない、通常の書体に近い字形もある。オーナメントももちろんあるが、これまためずらしく、敷き詰めて使うパターンも用意されている。3ウェイト。